プジョー208新車情報・購入ガイド 全仏オープンテニスを記念して毎年登場する、粋な限定車ロラン ギャロス [CORISM]

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【プジョー】2014/06/08

全仏オープンテニス会場ロラン ギャロスのコートをイメージしたレンガ色がアクセント

プジョー208ロラン ギャロス
 プジョー は、コンパクトカー208 シリーズに、全国100台の限定車「プジョー208ロラン ギャロス(ROLAND GARROS)」を設定し、発売を開始した。

 プジョー208は、2012年11月に登場したコンパクトモデルで、ライバル車はフォルクスワーゲン ポロ などが上げられる。208のボディサイズは、全長3,960×全幅1,740×全高1,470mmという日本でも使いやすいコンパクトなものだ。しかし、208の最小回転半径は5.3m。ライバルのポロは4.9mと、208は小回りを少々苦手としている。

 最小回転半径はともかく、208はコンパクトカーの本質を追求。先代207 に比べボディサイズを小さくした。最新のテクノロジーで、207よりも居住性や荷室スペースをアップしながら、ボディサイズをコンパクト化することに成功。車重も約100㎏も軽量化されている。

 搭載されるのは、60Kw&118Nmを発揮する1.2L直3エンジン。60Kwという出力をイメージすると、走りは少々物足りなさそうな気もするが、軽量化されたこともあり、なかなか元気良く走る。

 モデル途中から追加されたセミATであるETG5との組み合わせもなかなかのもので、燃費は19.4Km/L。国産低燃費車と比べると少々物足りない数値ではあるが、卓越したハンドリング性能や乗り心地もっており、走行性能を求めるのなら208という選択になる。

 このセミATのETG5も、すべての人にお勧めとは言わないが、独特の空走感は大幅に減り、ツインクラッチのATに近いダイレクト感ある走りが楽しめるようになっている。

 そんなプジョー208に100台の限定車として用意されたロラン ギャロスには、特別装備として、エクステリアにオレンジのアクセントを施したドアミラーに、16インチアロイホイールを装着。

 インテリアには、オレンジ色のステッチの入ったレザーシートを採用。それだけでなく、ドアインナーグリップやシートベルトもカラーコーディネートしている。その他、独自のレタリングやフロアマットを設けるなど、レンガ色のクレーコートを連想させる仕様だ。

 このレンガ色のクレーコートは、全仏オープンテニスの会場名をモチーフとしているからだ。プジョーは毎年、このロラン ギャロス限定車を発売。自国のフランスで行われる世界的なテニスのグランドスラムのひとつである全仏オープンテニスを盛り上げるためのに、わざわざ限定車をつくるプジョーもなかなか粋な会社だ。

 このプジョー208ロラン ギャロスのボディカラーは、新色のサテン・ホワイトを設定。価格は208Cieloをベースとして、プラス10万円の257万円。とくにお買い得な限定車という感じではないが、限定車らしい特別感は十分に備わっている。テニスとプジョーが好き、そんなアクティブな人には、まさにピッタリな1台といえるだろう。

プジョー208ロラン ギャロス
プジョー208ロラン ギャロス
プジョー208ロラン ギャロス

プジョー208ロラン ギャロス価格、装備など

プジョー208ロラン ギャロス
■プジョー208ロラン ギャロス価格:2,570,000円

■専用装備、概要など

・販売台数:全国限定100台
・ボディカラー:サテン・ホワイト(新色、パールペイント)

■主要特別装備
<エクステリア>
・ PEUGEOT オレンジレタリング(前後)
・ オレンジドアミラーカバー、ロゴステッカー(フロントドア、リヤゲート)
・ フロントガラス上部にオレンジライン
・ オレンジアクセント入り16インチアロイホイール

<インテリア>
・ インストルメントパネル(カラーマルチファンクションディスプレイ)
・ 専用レザーシート(ラマ&スターリングシルバーのツートーン、オレンジステッチ入り)
・ ドアインナーグリップ(オレンジライン入り)
・ ステップガード、刺繍入りフロアマット

プジョー208ロラン ギャロス
プジョー208ロラン ギャロス
プジョー208ロラン ギャロス

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(レポート:CORISM編集部

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