ステーションワゴンの価値を磨き続けるレヴォーグシリーズ
スバルは、ステーションワゴンの「レヴォーグ(VN型)」とSUVとのクロスオーバーモデルである「レヴォーグ レイバック(VN型)」を一部改良。同時に、レヴォーグに特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」 、レヴォーグレイバックに特別仕様車「Black Selection」を新設定し発売を開始した。
レヴォーグ(VN型)は、2020年10月にフルモデルチェンジし2代目となった。北米向けにボディサイズを拡大していくレガシィツーリングワゴンの代わりに、日本での扱いやすさを重視し、ほぼ日本専用車として開発されたモデルがレヴォーグだ。
同様に、ボディサイズの大きなレガシィアウトバックに対して、日本での扱いやすさを重視したクロスオーバーモデルとして登場したのがレヴォーグ レイバックだ。車名からも分かる通り、レヴォーグをベースとしSUVテイストをプラスした都会派SUVとなっている。
2代目レヴォーグは、SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用。新プラットフォームを得たことで、運動性能は飛躍的に向上。また、予防安全装備パッケージ「アイサイト」も大幅に性能を向上させた。
搭載エンジンは、レヴォーグがCB18型1.8L水平対向4気筒ターボエンジンとFA24型2.4L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載。レイバックは、CB18型1.8L水平対向4気筒ターボエンジンのみとなる。残念ながら、両車共に電動化技術は採用されていない。
国内専用車としての価値を磨き続けられたこともあり、人気が無いステーションワゴンモデルでありながら、レヴォーグシリーズは2024年4-9月の販売台数ランキングでは37位で約1万台を販売し好調だ。
レヴォーグの改良ポイント
・「Smart Edition EX」には、「GT-H EX」のインテリアを採用。質感を高めました。
・「Black Interior Selection」は、ブラックルーフ&ピラートリムを装備することで、より大人な落ち着きを感じさせるデザインとした。
・「STI Sport EX」と「STI Sport R EX」のボルドー/ブラック本革シートの配色を変更。スポーティさをより感じさせるとともに、一体感のあるインテリアデザインとした。
「STI Sport R EX」をベースとした特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を設定。
「STI Sport R-Black Limited」の特別装備は以下の通り。
・ドアミラー(ブラック塗装)
・LEVORG/シンメトリカルAWDリヤオーナメント(ラスターブラック塗装)
・RECAROフロントシート(STIロゴ入り)[ウルトラスエード、ブラック(レッドステッチ)]
・運転席8ウェイパワーシート
・インパネミッドトリム/ドアトリム スエード調(レッドステッチ)
・センタートレイ加飾/フロアコンソールリッド/ドアアームレスト ブラック表皮巻(レッドステッチ)
・ブラックルーフ&ピラートリム
・ルーフアンテナ(ブラック塗装)
特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」は、ベース車である「STI Sport R EX」に対して、プラス27.5万円の5,368,000円となった。
レヴォーグ、レヴォーグレイバック共通の改良ポイント
・運転支援に関連する装備では、「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」の連携を強化。長時間のステアリング無操作のみならず、ドライバーのわき見や居眠りでも、「ドライバー異常時対応システム」が作動するようになった。
・断続的なブレーキでドライバーに注意を促すパルスブレーキと、コーストダウン(惰性走行)を追加。
・「ドライバー異常時対応システム」作動によるハザードランプ点滅のタイミングを、減速制御開始と同時に変更。
・アイサイトの「車両中央維持制御」と「先行車追従操舵制御」を改良。直線路の車線中央付近を走行中は、介入操舵がしやすいように軽めの操舵感とし、急なカーブや白線付近を走行している場合は、安全性を考慮して重めの操舵感とし、より安心で、快適なロングドライブを提供。
スバル レイバック(VN型)新車価格
・スマートエディションEX 3,630,000円
・GT-H E 3,795,000円円
・STIスポーツ EX 4,411,000円
・STIスポーツ EX ブラックインテリアセレクション 4,411,000円
・STIスポーツR EX 5,093,000円
・STIスポーツR EX ブラックインテリアセレクション 5,093,000円
・STIスポーツR ブラックリミテッド 5,368,000円
レヴォーグ レイバック、「Limited EX」をベースとした特別仕様車「Black Selection」を新設定。
インテリアは、本革シートやブラックルーフ&ピラートリム、ドアアームレストなどをブラックに統一。エクステリアでは、ブラック塗装の18インチアルミホイールやドアミラー、ラスターブラック塗装を施したLAYBACK/シンメトリカルAWDリヤオーナメントなどを採用することで上質さをより際立たせた。
特別使用車「Black Selection」の特別装備は以下の通り。
・18インチアルミホイール(ブラック塗装)
・LAYBACK/シンメトリカルAWDリヤオーナメント(ラスターブラック塗装)
・フルLEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)
・ドアミラー(ブラック塗装)
・ルーフアンテナ(ブラック塗装)
・本革シート[ブラック(シルバーステッチ)]
・インパネミッドトリム/ドアトリム(シルバーステッチ)
・センタートレイ加飾/フロアコンソールリッド/ドアアームレスト ブラック表皮巻(シルバーステッチ)
・ブラックルーフ&ピラートリム
・スマートリヤビューミラー
特別仕様車「Black Selection」は、ベース車の「Limited EX」に対して、プラス25.3万円の4,246,000円となった。
スバル レヴォーグ レイバック新車価格
・リミテッドEX 3,993,000円
・ブラックセレクション 4,246,000円
スバル レヴォーグ VS トヨタ カローラツーリング徹底比較
【関連記事】
- スバル WRX S4 新車情報・購入ガイド 一部改良と特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を投入【スバル】
- 三菱 アウトランダーPHEV新車情報・購入ガイド 大幅改良&値上げ。それでも、コスパ高し!!【三菱】
- 【動画】三菱トライトン 後悔・失敗しないための試乗レビュー ピックアップなのに、乗り心地が・・・【三菱】
- 三菱トライトン試乗記・評価 ピックアップなのに快適!?【三菱】
- 日産キックス新車情報・購入ガイド 特別感と充実装備が魅力の90周年記念車登場!【日産】
- 日産エクストレイル新車情報・購入ガイド 安全性をアップさせた仕様向上【日産】
- トヨタ ランドクルーザー250新車情報・購入ガイド やや大きくなったプラドの後継モデル。高リセール確実!?【トヨタ】
- スバル インプレッサ新旧比較 失敗・後悔しないクルマ選び【対決】
- スバル インプレッサ vs トヨタ カローラスポーツ徹底比較評価 失敗・後悔しないクルマ選び 【対決】
- 日産車雪上、試乗記・評価 雪道でe-4ORCEの実力は?【日産】
【オススメ記事】
- スバル レヴォーグ/レイバック新車情報・購入ガイド 内外装の小変更と特別仕様車を新投入!【スバル】
- スバル WRX S4 新車情報・購入ガイド 一部改良と特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を投入【スバル】
- トヨタ アルファード/ヴェルファイアPHEV(40系)新車情報・購入ガイド ミニバンと相性抜群のプラグインハイブリッドシステムを搭載!【トヨタ】
- スズキ ワゴンRスマイル新車情報・購入ガイド 最新予防安全装備にアップデートされ、クラストップレベルの実力へ!【スズキ】
- マツダCX-60新車情報・購入ガイド 乗り心地・静粛性を向上し、特別仕様車「XDハイブリッド トレッカー」を新設定【マツダ】
- ホンダN-BOX新旧比較 公開・失敗しないためのクルマ選び【対決】
- 速報!2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー「ホンダ フリード」に決定!!【イベント】
- トヨタRAV4(50系)新車情報・購入ガイド 新型RAV4デビュー直前? 最後の改良か?【トヨタ】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー取材会開催!【イベント】
- 【動画】トヨタ アルファード (40系)後悔・失敗しないための内外装レビュー【トヨタ】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!