インドでもコンパクトなミニバンが流行する? 日本導入もあり?【スズキ エルティガ新車情報】 [CORISM]

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【スズキ】2012/04/19

インドの大家族に対応し、コンパクトさと経済性がウリ!

 スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社は、3列シートの7人乗り乗用車「エルティガ」の販売を開始した。

 このコンパクト・ミニバンであるエルティガは、コンパクトでありながら、3列目に大人がしっかり乗る事が出来る広い室内空間と居住性、取り回しの良さをもっている。搭載されるエンジンは、経済性と低燃費に優れた1.4Lガソリンエンジンと1.3Lディーゼルエンジンの2タイプが用意される。スイフトのイメージがあるクリーンなスタイルも魅力的だ。

 もともと、インドマーケットは1家族あたりの人数が多くミニバンへのニーズは高いという。しかし、インドにおける3列シートを持つミニバは、現在、2L以上の車格が大きいタイプが主流。そういったモデルは、車両が高価なケースが多い。そのため、スズキは購入しやすく低燃費で経済性の高いコンパクトミニバンである、新しいカテゴリーであるエルティガを発売した。軽自動車で鍛えたスズキのもつ優れたパッケージング技術を生かしたものだ。

 同様に日本でも、ホンダ フリードがコンパクトなボディながら6/7人が乗れる居住性を武器に、販売台数を伸ばしている。さすがのトヨタも、このクラスは完全にホンダにやられている状態で、同じクラスのシエンタ系を統合し、今年フルモデルチェンジしフリードの追撃に入る。フリードは、ミニバンということもあり、少々高めの価格設定だ。そのため、スズキ エルティガをインドからリーズナブルな価格で日本に導入すればソコソコ売れる可能性は高い。写真を見る限りではエルティガは、スライドドアではない。ソコソコ売れと表現したのは、日本国内において、ミニバンの場合、スライドドアが絶対条件といわれているからだ。ただし、ダウンサイジング化が進む日本マーケットにおいて、スズキ エルティガが、もし日本に導入されれば注目されるクルマであることには違いはないだろう。

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(レポート:CORISM編集部

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