来年度2011年3月期の見通しは、販売台数で729万台と設定。2010年3月期よりプラス5.3万台の上乗せする。その結果、営業利益は2800億円とする予定だ。
　だが、日本市場のみ192万台の販売台数とし、2010年3月期に比べマイナス24.3万台も縮小すると予測。エコカー減税が無くなり需要が低迷するとの予測もあるが、国内販売はまだまだ厳しい状況だ。
　豊田章男社長は「まだまだ、トヨタは嵐の中にいる。だが、遠くに晴れ間が見えてきている。お客様やお取引様、販売店様、トヨタグループの全社員の心がひとつになった。だから、嵐の中でも安心して船を進めることができる。トヨタの支えていただいた皆様のおかげと、心より感謝している」とコメントした。