燃料費さえ気にならないのなら、リセールバリューも高く乗り換え時にお得なオフローダー
トヨタFJクルーザーは、2006年に北米で販売を開始。その後、ずいぶん遅れて2010年11月に日本でデビューした。当初、トヨタはFJクルーザーを国内で販売する予定が無かった。しかし、FJクルーザの個性的なデザインや本格4WD車としての高い走行性能は、国内でも高く評価されていた。また、リヤドアは観音開きだったり、カラフルなボディカラーなど、本格派4WDとは思えないカジュアルさももつ。
そんなオリジナリティが評価され、デビュー当初より並行輸入車が続々と輸入された。当時、円高がドンドンと加速していたこともあり、4.0Lエンジン搭載車としては割安感があったのも人気の理由のひとつだった。さすがに、多くのFJクルーザーが並行輸入されている状況であると分かったトヨタは、すでにFJクルーザーブームが終焉を告げようとしている頃に、ようやく国内モデルを投入した。
また、ハイブリッド を中心とした低燃費競争時代に突入したこともあり、販売台数はトヨタとしては多いとは言えない状況。ただ、少ない販売台数だが、平均してコンスタントに売れている根強いファンがいるモデルではある。
今回の一部改良では外板色に、ホワイトルーフとイエローのボディを組み合わせたツートーンイエローを復活させ、全6色を設定。ボディカラーとルーフカラーを変えたツートーンカラーは、軽自動車 を中心に人気となっている。
また、新デザインのアナログメーターを採用。さらに、フロントデザインにシャープな印象を付与し、視認性を向上させるフロントフォグランプをオプション設定するなど、より個性的なスタイリングとしている。
トヨタFJクルーザーは、ランドクルーザー同様に高いリセールバリューを誇るモデル。ガソリン価格が高騰している現状で、レギュラーガソリン仕様とはいえ4.0Lで8.0㎞/Lという燃費。燃料費が気にならないというのであれば、リセールバリューも高いので短期で乗り換えるときにも有利なモデルと言える。
トヨタFJクルーザー価格
“カラーパッケージ” 3,342,857円
“ブラックカラーパッケージ” 3,456,000円
“オフロードパッケージ” 3,466,286円
【関連記事】
- 【トヨタ FJクルーザー 試乗評価】FJクルーザーはやっぱり生粋の"アメ車"だった!
- 【トヨタ 新型 FJクルーザー 新車情報】待望のFJクルーザーがやっとトヨタの正規ディーラーで買える!
- トヨタ ランドクルーザー プラド新車試乗評価 オン&オフで熟成が進んだ本格派クロスカントリー4WD
- トヨタ ランドクルーザープラド新車情報・購入ガイド 脱オフローダー? マイナーチェンジでより都会派へ変貌!
- トヨタ FJクルーザー新車情報・試乗評価一覧
- トヨタ新車情報・購入ガイド一覧
- トヨタ新車試乗評価一覧
- SUV新車情報・試乗評価一覧
【オススメ記事】
- フォルクスワーゲン ポロ新車情報・購入ガイド ついに全長4m越えに! 3ナンバー化した6代目新型ポロは、1.0L直3ターボを搭載【ニュース・トピックス】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!