フォルクスワーゲン続く不正への回答 日本への正規輸入車には、CO2不正は無い! フォルクスワーゲンからの回答全文公開!

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【VW】2015/11/07

 

10月の販売台数は、前年同月比48%減。不正の影響は大きい!

 大きな社会問題となったアメリカでのフォルクスワーゲンクリーンディーゼル 車不正問題。内部調査が進められている中、さらに今度はCO2の排出量不正が発覚した。内部調査で発覚したことなので、ある意味、フォルクスワーゲン内で自浄作用が働いていると取っても良いかもしれない。だが、日本マーケットにおいては、クリーンディーゼル車の影響が無くひと安心だったが、今回はガソリン車も含んでいる。日本マーケットで走るガソリン車にCO2排出不正車が含まれるのか、フォルクスワーゲンの顧客にとっては、新たな不安材料が出てきたことになる。

今回のCO2不正が発覚したのは、11月に入ってから。日本マーケットに直接関係の無かったクリーンディーゼル車不正の影響で、ブランドは傷つき、フォルクスワーゲンの国内販売は前年同月比なんと48%減という数字になって表れた。そんな中で、今度はガソリン車のCO2不正が発覚した。

しかし、その後の調査の結果では、日本に入っているモデルでCO2の不正が行われた車両は無いとのこと。とりあえず、ひと安心といったところだろう。

フォルクスワーゲンの調査結果を全文公開する。以下、全文。

「フォルクスワーゲン内部調査による CO2排出量の問題に関する日本への影響について」

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(代表取締役:スヴェン シュタイン、本社:愛知県
豊橋市、略称:VGJ)は、11 月 3 日付で、フォルクスワーゲン AG より配信されましたプレスリリース
「排ガス問題解明作業の過程で、フォルクスワーゲンの内部調査で CO2 排出量の不正を確認」
(No. 392/2015)の中に、この問題がディーゼル車以外にも関係していることについて言及している
ことを受け、VGJ が日本に正規輸入している車両について、同様の問題があるかどうかをフォルクス
ワーゲン AG に確認しましたので、ご報告いたします。

今回の対象となったガソリンエンジンは、アクティブシリンダーマネジメント(ACT 気筒休止付機構)付
き 1.4L TSI エンジンであり、フォルクスワーゲン AG が改めて日本仕様の同エンジン搭載車を調査
した結果、日本仕様の車両に今回の問題は該当しないことが確認されました。

日本の皆様には、度重なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。

<ご参考> 現在日本で販売しているACT付き1.4L TSI搭載車リスト (本問題には該当しません)
Polo BlueGT
Golf TSI Highline
Passat TSI Trendline, TSI Comfortline, TSI Highline, TSI R-Line
Passat Variant TSI Trendline, TSI Comfortline, TSI Highline, TSI R-Line
3 車種 10 グレード

 

 

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(レポート:CORISM編集部

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