コスパ最強中古車の選び方とおすすめ車種3選

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【ビジネス・経済】2022/07/25

日産スカイラインハイブリッド

 

 

新車と中古車、コスパがいいのはどっち?

 

新車と中古車、どちらのコスパがいいのかはケースバイケースだ。

価格のみで比較するならば、中古車のコスパが上回る。修理代や点検費用などのランニングコストなどを含めると、保証期間が長い新車にメリットがある。

しかし、購入した中古車がまったく故障しない車両ならば、維持費のコスパは新車を上回ることもある。

乗り換え期間もコスパに影響を与える。例えば、5年落ちの高価な中古車を買い5年乗れば10年落ちとなり、売却価格はほぼゼロになる。

しかし、超人気モデルの新車を3年で乗り換えた場合、かなり高額で買取り、もしくは売却できるので、乗り換え時の支払いも少なくて済む。

売却価格は、選ぶ新車の車種やグレードにより大きく左右される。コスパをアップするクルマ選びは、かなりクルマに詳しい人でないと難しい。

コスパを重視するあまり、好きなクルマを選べないというのも本末転倒だろう。

 

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ガソリン車とハイブリッド車、コスパがいいのはどっち?

 

ガソリン車とハイブリッド車のコスパを比較すると、同じ車種ならガソリン車の方がコスパは高い。人気コンパクトカーヤリスのZグレードを例に比較してみよう。(燃費値はどちらもFF、WLTCモード)。

例:ヤリス ガソリン車 とハイブリッド

価格  1,971,000円(ガソリン車)  2,324,000円(ハイブリッド車)

燃費  21.6km/L(ガソリン車)  35.4km/L(ハイブリッド車)

車両価格は、ハイブリッド車のほうが353,000円高価。燃費は13.8km/Lよい。

1万km走行時に使う燃料費を170円/Lで計算すると、カタログ値でハイブリッド車が約4.8万円。ガソリン車は、約7.9万円となる。燃料費差は1万km走行で3.1万円となる。

この結果だと、おおよそ11万km以上走らないと、ハイブリッド車が燃料費で車両価格差を回収することができない。よほど走行距離が長くなる人以外は、他のモデルも含め、ガソリン車の方がコスパは高い傾向にある。

 

 

コスパ最強な中古車とは?中古車を選ぶポイントを解説

 

今回紹介するコスパ最強中古車とは、単に「価格が安いクルマ」という意味ではない。ここでは、「とても良いクルマなのに、中古車価格がライバル車と比べて安価であるモデル」を紹介する。

その前提として、中古車価格が決まる概要を知っておきたい。中古車価格は、主に「中古車マーケットでの人気」に比例する。

人気の高いモデルは高価になり、人気の無いモデルは安価になる。一部例外があるものの、大雑把に言ってしまえば、新車で人気があり売れたモデルは中古車でも高価だ。新車で人気が無かったモデルは、中古車では安価になる傾向がある。

ここでポイントになるのは、「人気があるからと言って必ずしも良いクルマとは限らない」ということだ。逆に、とても良いクルマなのに、人気が無く中古車価格が激安というモデルもある。

つまり、コスパ最強中古車選びのポイントは、「不人気車だけど良いクルマ」を選ぶことである。例えば、最新テクノロジーが満載なのに激安など、まさに中古車ならではの醍醐味がある買い方といえる。

 

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コスパ最強中古車3選

ベスト1  日産 スカイラインハイブリッド

 

プロパイロット2.0が付いてまさかの価格に!

高級セダンで、最先端の運転支援設備を持つスカイラインハイブリッドがコスパの良い中古車ベスト1だ。

スカイラインハイブリッドは、2014年に登場したモデルだ。2022年3月現在、すでにモデル末期に入っている。

2019年のマイナーチェンジでは、自動運転に限りなく近付いた最新の運転支援システムである「プロパイロット2.0」が搭載された。

このプロパイロット2.0は、ナビを使って高速道路上を移動中、ステアリングから手を放すことが可能となる。必ずドライバーの監視下であり、いつでも運転を代われることが条件だ。

この状態では、ほとんどのシーンでハンズオフが可能で、カーブもクルマが自動で車線内を維持しながら設定された速度で走行する。

渋滞時にハンズオフが可能なモデルが増えてきているものの、通常走行時にもハンズオフができるモデルは未だ数少ない。

そんな最先端の運転支援機能を装備する高級セダンであるスカイラインハイブリッドの新車価格は約600万円前後だ。

ところが中古車価格は、2020年の高年式で約400~450万円だ。新車価格の67~75%にまで安価になっている。最先端技術を搭載した高級セダンであるものの、セダンの人気がとても低いことが理由だ。

高年式で高級車ということもあり、程度の良い車両も多い。中古車としての絶対的な価格は400万円オーバーと高価だ。しかし、600万円を超えていた高級セダンで、ハンズオフが可能な最先端の運転支援機能が加わったモデルが、2年で200万円近く安価になっているという点ではコスパ最強と言える。

しかも、3.5Lハイブリッドなので、スポーツカー並の加速力を誇りながら、ゆっくり走れば低燃費なのでコスパは高いといえる。

<レポート:大岡智彦

日産スカイラインハイブリッド
日産スカイラインハイブリッド

 

ベスト2は、あの高級車 BMWの〇〇〇

 

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