トヨタ、ハイブリッドカーの無音走行対策として車両接近通報装置を発売[CORISM] [CORISM]

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【トヨタ】2010/08/24

トヨタ 3代目 プリウス用「車両接近通報装置」[装着イメージ]

0km/hから25km/hまでモーター擬似音を出し、接近注意を喚起

トヨタ 3代目 プリウス用「車両接近通報装置」[装着イメージ]
 トヨタは、3代目「プリウス」向けに『車両接近通報装置』を8月30日より発売する。これは、国土交通省が定める「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」にのっとり、エンジン音がせず無音に近いEV(電気自動車)走行時対策として、歩行者などが車両の接近を認知出来るようにした発音装置だ。0km/h発進時から車速約25km/hまでの速度域で自動に鳴る。モーター音を模した音で、車速上昇に伴い周波数を高めることで注意を喚起する。なお車両接近通報装置は、ユーザーが任意でOFFにする一時停止スイッチも併設される。
 車両接近通報装置の価格は12,600円[消費税込み・取り付け工賃などは含まず]で、全国のトヨタ車両販売店とトヨタ部品共販店を通じて発売され、市販モデルに後から取り付けられる。
 トヨタでは、現時点ではプリウスの市販モデルへの生産時の搭載は明言していないが、今後発売予定のハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車・燃料電池車などについても早期の対応を図るとした。

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(レポート:CORISM編集部

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