アナタの操作[エゴドライブ]になってませんか? いつもの運転で簡単エコドライブ指南PART2〜実践編〜 [CORISM]
【その他】2010/05/14

即実践可能! 誰でもできる簡単ポイント
![アナタの操作[エゴドライブ]になってませんか? いつもの運転で簡単エコドライブ指南PART2〜実践編〜](/files/node/1273104350-resize-240-159.jpg)
急発進や急ブレーキなど「急」の付く操作は厳禁。エコだけでなく安全上も好ましくない。
正しいポジションを取れたところで、次はいよいよ実践へと移ってみよう。まずポイントになるのは次のふたつ。たったこれだけだ。
●急ブレーキ、急発進など「急」が付く操作をしない!
まず「急が付く操作は避ける」だが、これはエコドラテクだけでなく、運転すべてに言えることで、つまりスマートドライブというわけだ。具体的には、急発進をすればそれだけ燃料を消費するし、急ブレーキは無駄なアクセルワークの結果でもある。さらに急ハンドルも同じ。どれも事前にスピードを落としていればスムーズに止まったり、曲がれるわけで、結果として燃費に貢献することになる。
●車間距離を十分に取り、道路状況の先を読め!
「道路状況の先読み」は、例えば前方の信号が赤なのにアクセルを踏み続けるのは、とにかく無駄。早めにアクセルを戻すことでエンジンに対する燃料カットが働き、燃料消費がかなり抑えられる。このとき、ある程度車間を空けていないと前方のクルマの車速に合わせることになり、アクセルオフの状態を長く維持することができないからだ。もちろん、車間を空けることで安全運転にも効果は絶大。
このときに注意したいのは、前方だけでなく、後方の状況をしっかりと把握することも大切になってくる。後続車がいるのに、かなり手前からアクセルオフによる減速を続けると、交通の流れを阻害してしまうことがある。周囲をよく確認してスマートに運転したい。
![アナタの操作[エゴドライブ]になってませんか? いつもの運転で簡単エコドライブ指南PART2〜実践編〜](/files/node/1273104668-thumbnail-210-140.jpg)
これくらい車間が空いていれば、前のクルマの速度に影響されること無く、スピードのコントロールが可能。
![アナタの操作[エゴドライブ]になってませんか? いつもの運転で簡単エコドライブ指南PART2〜実践編〜](/files/node/1273104676-thumbnail-210-140.jpg)
このように車間を詰めると、前方のクルマの速度に合わせるためアクセルのオン・オフ、そしてブレーキと頻繁に操作がされるため、結果として燃費が悪化傾向になる。
![アナタの操作[エゴドライブ]になってませんか? いつもの運転で簡単エコドライブ指南PART2〜実践編〜](/files/node/1273104683-thumbnail-210-140.jpg)
長い下り坂は、燃費アップの絶好ポイント。アクセルはできる限り踏まず、エンジンブレーキを主体にして速度コントロールすると高燃費が期待できる。
前方に赤信号が見えているのに加速し続けたり、前走車に近づきすぎて加減速を繰り返すのはエコにも安全にもいいことはない。前後の道路状況を見極め、スマートな運転を心がけよう。
アクセルオフで機能する「燃料カット」を有効利用

エンジンの回転数が上がり、ムダに燃料を消費しているように感じるが、アクセルオフでエンジンブレーキをかけた場合に燃料供給をストップされている。この「燃料カット機能」を有効利用しよう。燃料カットが効いている間は、まったく燃料を消費しない。
●シフトダウンによるエンジンブレーキを積極的に使う!
エンジンには燃料カット機能が付いている。これはアクセルを戻してエンジンブレーキをかけた場合、一定の回転数(最近は2000回転弱が多い)以上だと、エンジンへの燃料供給がストップするというもの。つまり、この時点では燃費をまったく使っていない状態。できるだけ燃料カットを働かせたいわけなので、そのためにはATならばDに入れっぱなしではダメ。速度が落ちて回転数が落ちたときに、燃料供給が再開されてしまうからだ。この状態を回避するにはATとはいえ、シフトダウンを活用したい。つまり回転数が落ちてきたところで、シフトダウンをすればまた回転数が上がり、燃料カットをさらに持続させることが可能になる。
実際の使い方としては、まず坂道ではブレーキだけに頼らず、エンジンブレーキも積極的に活用する。さらに信号手前での減速でも同様で、イメージとしてはエンジンブレーキ&シフトダウンで減速していき、最後のところでブレーキを踏んで止まるといったところ。もちろんこの場合でもあくまでも流れを優先して、乱すようなことをしてはダメだ。
エンジンには燃料カット機能が付いている。これはアクセルを戻してエンジンブレーキをかけた場合、一定の回転数(最近は2000回転弱が多い)以上だと、エンジンへの燃料供給がストップするというもの。つまり、この時点では燃費をまったく使っていない状態。できるだけ燃料カットを働かせたいわけなので、そのためにはATならばDに入れっぱなしではダメ。速度が落ちて回転数が落ちたときに、燃料供給が再開されてしまうからだ。この状態を回避するにはATとはいえ、シフトダウンを活用したい。つまり回転数が落ちてきたところで、シフトダウンをすればまた回転数が上がり、燃料カットをさらに持続させることが可能になる。
実際の使い方としては、まず坂道ではブレーキだけに頼らず、エンジンブレーキも積極的に活用する。さらに信号手前での減速でも同様で、イメージとしてはエンジンブレーキ&シフトダウンで減速していき、最後のところでブレーキを踏んで止まるといったところ。もちろんこの場合でもあくまでも流れを優先して、乱すようなことをしてはダメだ。
瞬間燃費計やエコインジケーターを意識して走ろう

最近のクルマは、燃費計が付いている場合はほとんど。燃料カットが働くと瞬間燃費計の表示が「99.9km/l」や「-km/l」といった表示になるのですぐにわかる。
●燃費計をチェックして燃費が良い状態を知ろう!
最近は燃費計が付いているクルマがほとんど。軽自動車でも付いている時代だが、エコドライブという点では瞬間燃費計を表示させて意識すると視覚面から燃費アップに好影響を与える。また緑の葉っぱなどのエコインジケーターが付いている場合も同様で、できるだけ点灯させるように走るとこれもまた省燃費につながる。メーカーの開発者に聞いたところでは、ドライバーにもよるが10%以上変わることもあるというから、その効果は高い。
最近は燃費計が付いているクルマがほとんど。軽自動車でも付いている時代だが、エコドライブという点では瞬間燃費計を表示させて意識すると視覚面から燃費アップに好影響を与える。また緑の葉っぱなどのエコインジケーターが付いている場合も同様で、できるだけ点灯させるように走るとこれもまた省燃費につながる。メーカーの開発者に聞いたところでは、ドライバーにもよるが10%以上変わることもあるというから、その効果は高い。
(レポート:CORISM編集部)
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