動画追加!ダイハツ ウェイク(WAKE)新車情報・購入ガイド 趣味に大活躍! 背の高さを生かした軽自動車最大のスーパースペースモデルが新型ウェイクだ! デカデカ改め、新型ウェイクに変更!
背か高いと、横転の危険が高くなり、左右にフラフラするクルマになりやすく、燃費も悪くなる! そんなネガティブ要素を払拭した技術とは?
ダイハツ は、スーパーハイト系 の軽自動車 である新型「ダイハツ ウェイク(WAKE)」 の発売を開始した。
新型ダイハツ ウェイクは、もっと軽自動車にできることを徹底追求。「視界の良さ」「荷室の広さ」に着目し、日常用途はもちろんレジャー用途まで多用途に使える新ジャンルの軽自動車を目指し開発された。なんと、企画段階から45の使用シーンを想定。それぞれのシーンで最適なクルマを目指して、驚きのパッケージアレンジとすることで、座って分かる見晴らしの良さ「ファインビジョン」や軽最大の室内空間、「ウルトラスペース」を実現。さらに、多種多様なレジャーシーンで活躍する様々な装備やオプション用品を設定している。
新型ダイハツ ウェイクの最大の特徴は、その空間の広さと多様性。それを実現するために、全高は1,835mmとした。ダイハツのスーパーハイト系であるタント の全高が1,750mmなので、さらに85mmも高くなっている。
軽自動車の場合、全幅と全長は規制ギリギリなので、スペースを追求できる場所は全高しか残されていない。幅と長さは規制値いっぱいなので、無理に全高を高くすると多くのデメリットが生じる。まず、重心が高くなり、横転の危険性が高まる。また、横転しないまでも、クルマがフラフラとして安定しない傾向となるのだ。
さらに、空気抵抗も大きくなり、車重も増すことから燃費も悪くなる。横風にも影響されやすくなり、重心が高い上に風の影響をモロに受けるため、さらにフラフラしたクルマになってしまうのだ。そのため、5ナンバーミニバン などはとくに、フロアの低重心化が施され、できる限り安定して走れるように設計されている。
当然、新型ダイハツ ウェイクも重心を下げる設計がなされている。ルーフパネルなどの板厚最適化や、タントでも採用された外板パーツを樹脂化だ。重心より上の部品を軽量化し、タントと比較して、全高85mmもアップしたのに、重心高は約10mmアップに抑えた。
抑えたとはいえ、10mmもアップしていることには変わりない。そこで、フロントアブソーバーロッドやリヤアブソーバーのサイズアップなどによる高剛性化を行い、安定性を向上。さらにウレタンバンプスプリングの採用やスタビライザーの標準装備により、コーナリング時のロールを抑制し、操縦安定性と乗り心地両立した。また、フラフラしない走りを実現するために、トヨタ車が最近よく使う直進安定性を高める空力フィンの採用した。
新型ダイハツ ウェイクは、こうした車両の安定化技術により、1,835mmという全高を成立させている。その結果、室内高は軽自動車トップ1,455mmを達成。大人4人がゆったりと乗車できるだけでなく、レジャー使用時高い積載性や利便性を得ることができた。また、地上からドア開口高までを1,700㎜とすることで、お年寄りなどが腰を曲げずに、ラクな姿勢で乗り込むことも可能としている。
ただ、広大なスペースだけじゃない! 随所に工夫が施されレジャーシーンで、抜群の使い勝手を実現!
新型ダイハツ ウェイクは、ただ上方に広いスペースをもつというモデルではない。広いスペースを生かすアイデアや工夫が凝縮されている。まず、ラゲージスペースにはアンダートランクを設定。約90Lの大容量ラゲージアンダートランクには、2Lペットボトルが24本積載でき、高い室内高と合わせれば、ゴルフバッグなどが立てて積めるほど。リヤシートを畳むことなく、長尺物を積載することもできるのは魅力的だ。
G、G SAグレードに標準装備の上下2段調節式デッキボード(固定フック付)の脚を立てると、ラゲージアンダートランクの容量がアップ。デッキボード上にも荷物の積載が可能となる。
また、リヤシート背面のスライドレバー設定や撥水加工シートを採用。リヤシートは、荷室側からもスライド操作が可能なスライドレバーを設定し利便性を向上させている。また、シート生地は撥水加工のフルファブリックシートを採用し、さらにリヤシート背面は塩化ビニール加工で、水濡れや汚れも簡単に拭き取りが可能となっている。
また、レジャーを徹底的に楽しむことができるクルマとするために、開発段階からレジャー・プロフェッショナルによる評価を行うという新たな試みにもチャレンジしている。想定している45シーンの中でもレジャー人口の多い6ジャンル(キャンプ、釣り、登山、サイクリング、サーフィン、スキー/スノーボード)のレジャー・プロフェッショナルと開発段階からコミュニケーションを図った。そうすることで、荷室の使い勝手を向上するための仕様変更や、多数のオプション用品設定など、レジャー使用時の利便性を向上させている。
デザインはデカデカの方が良い!? 横転防止? 横滑り防止装置が全車標準装備され安全性が向上!
新型ダイハツ ウェイクのエクステリアデザインは、東京モーターショー で登場したデカデカとは大きく異なるデザインとなった。デカデカのデザインが秀逸だったこともあるだけに、現実的なところに落ち着いた感のあるものとなっている。全体的なシルエットは、スクエアなボックス型。2トーンカラーのバンパーとメッキ加飾したフォグラ
ンプや、縦長のクォーターウィンドゥ、プロテクター風サイドターンベゼルで「個性」を表現。
魅力的な装備として、全車LEDヘッドランプを採用されており、高級感と視認性を両立。面発光のクリアランスランプが個性的な表情を演出している。アクディブな趣味のクルマということもあり、カラーバリエーションは全8色が用意され、3種類の2トーンカラーから選べる設定となった。
新型ダイハツ ウェイクには自然吸気エンジンとターボの2タイプが用意された。52ps&60Nmが自然吸気エンジンで、ターボは64ps&92Nmと、出力はタントと同じだ。燃費は自然吸気エンジンが25.4㎞/L、ターボが23.8㎞/Lとなっている。燃費がタントより劣るのは、車高を高くしたことによる空気抵抗や80㎏前後車重が重くなっていることが主要因といえる。
安全装備では、横滑り防止装置(VSC)が全車に標準装備された。いずれ軽自動車も法的に標準装備化が義務付けられるので、それを先取りした形となってはいるが、やはり横転の危険性を回避するには、横滑り防止装置の機能は外せないという理由もある。
豪華装備のG SAグレードは、満足度は高いものの約175万円と軽自動車のイメージを超えた価格帯へ
さて、新型ダイハツ ウェイクの選び方。FFは4グレード、4WDは3グレードの中から選択することになる。まず、新型ウェイクではエンジンの選択が重要。趣味で使うクルマということで、外出で高速道路などを使う頻度が高くなるのなら、やはりターボモデルのGかXグレードを選びたい。街乗りだけなら自然吸気エンジンでも問題はないが、さすがに車重が1,000㎏を超えていることから、ロングドライブはターボエンジンがパワフルで楽だ。
ダイハツもターボの新型ウェイクを買ってくれとばかりに、GとXグレードの装備は充実。自然吸気エンジンのLグレードはシンプルな設定。Dグレードは、広告などで価格訴求するグレードのようで、ほとんど何も付いていないグレードになるので、このグレードはお勧めできない。
自然吸気エンジンのLグレードとターボのXグレードの価格差は、約10万円。この差でターボエンジンになり、14インチアルミホイール、マルチリフレクターハロゲンフォグランプなどがプラス装備されるので、お買い得度はXグレードの方が高くなる。
また、最上級グレードのGになるとXに対して9万円ほどアップするが、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、スーパークリーンエアフィルター、革巻きステアリング、右側パワースライドドア、15インチアルミホイールなどが装備され、価格アップ分よりややお買い得といった印象。このG SAになると、価格は1,749,600円とかなり高価になる。もう少しお金を出せば、ひとクラス上のハイブリッド のコンパクトカー やクリーンディーゼル 車が買えるほどの価格帯だ。
新型ダイハツ ウェイクの安全装備は、やはり自動ブレーキ機能をもつスマートアシスト(SA)は装着したい。4.4万円ほどアップするが、あるのと無いのでは大違いだ。さらに、SAを装備すると車両を安定させてくれるリヤスタビライザーも装備されるので、走りの質も変わって来るのでお勧めだ。
ダイハツ ウェイク(WAKE)価格、燃費、スペックなど
■ダイハツ ウェイク価格
・D 2WD 1,350,000円
・D“SA” 2WD 1,393,200円
・L 2WD 1,522,800円 L - 4WD 1,647,000円
・L“SA”2WD 1,566,000円 L“SA”4WD 1,690,200円
・X 2WD 1,620,000円 X 4WD 1,744,200円
・X“SA”2WD 1,663,200円 X“SA” 4WD 1,787,400円
・G 2WD 1,706,400円 G - 4WD 1,830,600円
・G“SA”2WD 1,749,600円 G“SA” 4WD 1,873,800円
代表グレード | ダイハツ ウェイクG“SA” |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 3,395×1,475×1,835mm |
ホイールベース[mm] | 2,455mm |
トレッド前/後[mm] | 1,300/1,295 |
車両重量[kg] | 1,020kg |
総排気量[cc] | 658cc |
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] | 64PS(47Kw)/6,400rpm |
エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 92(9.4)/3,200rpm |
ミッション | CVT |
タイヤサイズ | 165/55R15 |
JC08モード燃費 | 23.8km/L |
定員[人] | 4人 |
税込価格[円] | 1,749,600 円 |
レポート | 編集部 |
写真 | ダイハツ |
ダイハツ ウェイク画像集
新型ダイハツ ウェイクの価格と燃費
11月10日に、話題の新型ダイハツ ウェイクがデビューする。新型ダイハツ ウェイクの価格は、どうやらエントリーグレードのFF車が135万円程度となる予定だという。また、最上級グレードとなるG SA(FF)が175万円程度となる予定だ。すでに、新型ウェイクは発売前から人気が高かったことと、タントの人気もあってか、価格はピラーレスのタント以上の強気な価格となっている。
また、新型ダイハツ ウェイクの燃費は、25.0㎞/L以上とみられている。タントの28.0㎞/Lを10%程度低い燃費となりそうだ。新型ウェイクは、さすがに背が高いことでの燃費ダウンは避けられなかったようだ。
2014年11月10日発表決定!車名は新型ダイハツ ウェイク? なんと全高1,835㎜! 横転しないの? この全高を成立させたダイハツの技術にも注目!
ダイハツ工業は、2013年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出展した「DECA DECA(デカデカ)」 をベースに開発を進めている新型軽自動車を2014年11月10日に発表することを公表した。この新型車の車名はダイハツ ウェイクとなる。
新型ダイハツ ウェイクは、スーパーハイト系のタントの全高1,750mmを超える全高をもち、驚きのパッケージアレンジとすることで、軽最大の室内空間「ウルトラスペース」や、座って分かる見晴らしの良さ「ファインビジョン」などを実現しているという。
モーターショーで展示されていたダイハツ デカデカの全高は1,850mmとされていた。この全高は、タントの1,750mmよりも、さらに100mm高かった。今回ダイハツが公開したデカデカの全高は、1,850mmよりも15mm低くなった1,835㎜に設定された。その結果、ダイハツ デカデカの室内高は、軽自動車ナンバー1となる1,455mmとなっている。
軽自動車の場合、全幅と全長は規制ギリギリなので、スペースを追求できる場所は全高しか残されていなかった。しかし、トレッドの狭い軽自動車において全高を上げることは、デメリットが多く生じる。まず、全高が高くなると、その分だけ空気抵抗も大きくなる。さらに、車重も増すことから、燃費が悪くなる。ムーヴ に比べてタントの燃費が悪いのは、主にそうした理由だ。
そして、クルマとしての操縦安定性が大きく悪化する。全高を高くすると、同時にクルマの重心が高くなる。重心が高くなると、クルマはフラフラした挙動が目立つようになる。そして、なによりもクルマとして、あってはならない横転の危険性が高まるのだ。そのため、各社、タントなどスーパーハイト系は、できる限り全高を上げずに室内高を高くしたり、軽量化の工夫を施していた。そんな状況をイッキに破ってしまったのが、新型ダイハツ ウェイクということになる。
新型ダイハツ ウェイクは、そうしたリスクを回避するため、ルーフパネルなどの板厚最適化や外板を樹脂化。ボディの軽量化や上部が重くならないような技術を駆使。タントと比較すると、全高85mmのアップにもかかわらず、重心高は約10mmアップに抑制した。さらに、ダイハツ車で初めて空力フィンを採用。エアロダイナミクスを駆使し、直進安定性を向上させている。
新型ダイハツ ウェイクは、単に背を高くし室内を広くした軽自動車ではないといことになる。
軽自動車マーケットは、スズキのハスラーが大ヒットし、実用性一辺倒だったモデルから、クルマのある生活が楽しくなるような遊び心あふれるモデルが注目されている。新型ダイハツ ウェイクは、そうしたハスラー一人勝ちのマーケットに参入することになる。
2013年11月2日更新 ダイハツ デカデカ(DECA DECA)2014年度中の発売決定! 新型デカデカの価格や 発売時期を予想!
ダイハツ は、新型ダイハツ デカデカ(DECA DECA)ベースのニューモデルの発売を2014年度中に投入する予定だと明らかにした。
ダイハツはすでに、2014年6月に軽自動車のオープンカー である新型ダイハツ コペン(COPEN) の発売を開始する。そして、新型デカデカ(DECA DECA)ベースの新型車などを含め、なんと過去最多の6車種もマーケットに投入するというのだ。
ダイハツがこれほど2014年度に新型車を投入する理由は、大きく2つあるとみられている。まず20104年度前半は、消費税8%と増税されたことによる全体需要の減少が予想されている。この増税による購買マインドの低下や、2013年度中に先食いしてしまった需要の減少を新型車を投入することでカバーしたい狙いがひとつだ。
そして、ふたつ目は2015年度から増税される軽自動車税対策だ。こちらも軽自動車税増税に対して、新車購入のマインドが低下することが予想される。そのため、年度後半にも魅力的な新型車を投入して購買マインドをアップさせたい狙いがあると予想できる。
そんな重要な役割を担う新型車がダイハツ デカデカ(DECA DECA)だ。新型ダイハツ デカデカのスペックは、全長3,395×全幅1,475×全高1,850(㎜)。タント の全高が1,750mmなので、100mmも背が高い。クラスナンバー1のホンダ N BOX でさえ1,780mmなので、さらに70mmも高いのだ。まさに、車名通りデカデカだ。
新型デカデカの問題は、この全高の高さにある。そもそも、デカデカはこの高さがあってこそのデカデカ。そのため、タント程度の1,750mmであればデカデカではない。東京モーターショーのショーモデルのように、実際に販売されないクルマなら問題ないが、全高1,850mmという高さは大きなリスクを秘めているからだ。
軽自動車は、どのクルマも全長&全幅は規制値ギリギリだ。短く狭いボディサイズのまま、単に全高を伸ばすと、重心高ばかりがたかくなり、非常に不安定なクルマになる。タントやN BOXなどのスーパーハイト系 も、高速走行時の横風にはとても弱く、どのメーカーのクルマも運転には気を使う。さらに、急ハンドル時などには、常に横転の危険性もあるのだ。
各社、そのあたりのリスクを見てギリギリの全高設定をしている状態なのに、ダイハツ デカデカが全高1,850mmにもして、クルマとして成立するかどうかというのは非常に興味深いところでもある。1,850mmという全高設定ができて、安全性も問題ないというのであれば、それはまさしくダイハツの高いテクノロジーによるものといえるだろう。
関係者によると、ダイハツはこの1,850mmという全高にこだわり、着々と開発を進めているという。そのひとつの技術として、採用される可能性が高いのが樹脂パネルだ。新型コペンのボディにも採用され、タントにも一部採用されている技術で軽量化しやすいというメリットがある。基本的に上部方向にあるものすべてが軽量化できれば、必然的に重心高は下がるので、デカデカの全高も可能というわけだ。
そして、新型デカデカの発売時期を予想してみよう。デカデカの発売時期は、秋以降になるのではないだろうか。デカデカは、2013年11月の東京モーターショー でデビュー。モーターショーでの評価や評判がよかったことから、デカデカの開発がスタートしたとみてもよく、そうなるとタントがベースとなるとはいえ、1年程度の時間はかかるのではないだろうか。そうなると、早くて9月頃、もしくは12月か1月ということになるのではないかと予想できる。
ただ、発売が早まりそうな理由もある。それは、スズキ ハスラー が絶好調であるからだ。もはや、完全にスズキ の独壇場状態で、こういったライフスタイル系の軽自動車としてデカデカが販売店で待ち望まれている現状がある。
そして、新型ダイハツ デカデカの価格。こういった遊び心がたくさん詰まったモデルは、一定以上の装備が求められる。そのため、価格予想のベースとなるのはタント カスタムだろう。タント カスタム の価格は約151~180万円だ。新型コペンの価格が200万円を切るというのだから、コペン より高価であることは考えにくく、そうなるとデカデカの価格も200万円以下であることは確実だろう。問題は、タント カスタムより、どれだけ価格がアップするのかだ。デカデカとタント カスタムとの競合を避けたい狙いもあることを考えると、5~10万円程度のアップが妥当ということになるかもしれない。
そうなると、新型ダイハツ デカデカの価格は160~190万円位となるのではないかと予想してみた。
軽自動車は、生活の足だとか、子育て支援だとか道具としての役割を強くもつ。スズキ ハスラー のように、ライフスタイルを意識した軽自動車のヒットで、メーカーの意識も少し変わってきたようにも感じる。ハスラーに続き、新型デカデカが登場すれることで、もっともっと楽しいクルマ達が出てくるとマーケットも元気になるはずだ。
生活感がない、超ノッポな遊び心満載の軽自動車
ダイハツ は、新発想“スーパースペース” モデルである軽自動車 「ダイハツ デカデカ(DECA DECA)」を世界初公開した。
このコンセプトカー、ダイハツ デカデカは軽自動車サイズにおいて、全高を可能な限り伸ばし、ワゴンタイプ 登録車に匹敵する見晴らしの良さで開放感と視界性を確保した。その結果、優れたスペースユーティリティ性能は、アウトドアやアクティビティなど様々なシーンに対応する。また、多彩なシートアレンジなど、軽自動車の新たな可能性を秘めた新カテゴリーの提案モデルだ。
新型ダイハツ デカデカのボディサイズは全長3,395×全幅1,475×全高1,850(㎜)となっていて、異常に全高が高い。この全高は、スーパーハイト系に分類されるタント が1,750㎜なので、100㎜も背が高くなっている。もはや、これだけ背が高くなると、小柄な女性なら普通に車内で立っていられるくらいの室内高があると想像できる。
軽自動車は、全長と全幅は規制ギリギリまで使っているので、もはやモアスペースを求めると上方へ寸法を拡大するしかない状態。スーパーハイト系のタントなどは、そうしたスペースの確保と両側スライドドアを持つことで、ちょっとしたミニバン 的に使える便利さをもった。
この新型ダイハツ デカデカも全高1,850㎜のボディに高い着座位置で開放感のある広い視界を確保。着座位置が高いことで運転もしやすいというのがポイントになっている。また、ドアは両側とも観音開きを採用。大きな開口で長尺物や背高物の載せ降ろしが容易になっている。シートアレンジも豊富で、前席ロングスライドや全席フルフラットなど様々なシーンに対応が可能だ。
新型デカデカのスタイリングは、ダイハツデザインというよりは三菱 ちっくなアウトドアスタイルをもつ。スーパーハイト系というと、子育て層向けとしていることから、生活感をある。カスタム系でスポーティさを出すものの、根幹の生活感からは抜け出せないでいるのが現状だ。
そういう意味では、この新型ダイハツ デカデカは、生活感が無いデザインなので、アウトドア志向の遊び心が生かされたモデル。ここまで背が高いと、強い横風や横転対応などで、クルマ基本である安全性能に疑問が出てくるが、こういった生活がない軽自動車もおもしろい。軽自動車に遊び心をプラスする意味でも、新型デカデカも、ぜひともマーケットに投入してほしい1台だ。2014年度に投入するという噂もあるモデルだけに、価格も含め注目したい。
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