ホンダN-WGN/N-WGN Custom(エヌ ワゴン/エヌ ワゴン カスタム)新車情報・購入ガイド ハイト系ワゴンクラスでナンバー1を狙え! ややお買い得で個性的な特別仕様車「SSパッケージ」投入 [CORISM]
ホンダN-WGN/N-WGN Custom(エヌ ワゴン/エヌ ワゴン カスタム)試乗記・評価の目次
- Nワゴンは、ハイト系ワゴンクラスで、実質販売台数ナンバー1 !?
- 価格設定は「ややお買い得」程度だが、2トーンルーフ車はユニークさ際立つ
- ホンダN-WGN/N-WGN Custom(エヌ ワゴン/エヌ ワゴン カスタム)特別仕様車「SS パッケージ」価格
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■Nワゴンは、ハイト系ワゴンクラスで、実質販売台数ナンバー1 !?
ホンダNワゴンは、ホンダのNシリーズ第4弾モデルとして2013年11月に登場した。Nワゴンの属するクラスは、ハイト系ワゴンと呼ばれている。今でこそ、N-BOX などのスーパーハイト系 が軽自動車 の人気カテゴリーになったが、少し前まではこのハイト系が最も高い人気を得ていた。
そうしたマーケットだったこともあり、このクラスには各社看板車種が熾烈な販売戦争を繰り広げている。このNワゴン のライバル車となるのは、スズキ ワゴンR 、ダイハツ ムーヴ など。どのモデルも価格を含め、燃費・居住性・使い勝手など高い総合力があるモデルばかりだ。
2016年11月までの累計販売台数では、ムーヴが1位、Nワゴンが2位、ワゴンRが3位となっている。ムーヴは、新たに追加されたムーヴキャンバス が含まれるので、有利になっている。そうした部分を差し引くと、実質Nワゴンが販売台数ナンバー1ともいえる状況だ。また、この3台は、それほど大きな差が開いている訳ではなく、かなり接戦状態。ワゴンRは、フルモデルチェンジのタイミングであることや、燃費不正問題による影響で思うように販売が伸びていない。
ワゴンRが不調に陥っているので、Nワゴンにとってチャンス到来といった状況。とくに、1~3月は自動車業界の繁忙期。この時期軽自動車は、地方の新卒者が職場までの足として購入するためニーズが高まている状況。Nワゴンにとって、今が攻め時ということで、今回の特別仕様車「SSパッケージ」が投入されたのだろう。
■価格設定は「ややお買い得」程度だが、2トーンルーフ車はユニークさ際立つ
そして、Nワゴン カスタム特別仕様車「SS パッケージ」は、G・Lパッケージの装備に加えて、あんしんパッケージが標準装備。インテリアは、常時点灯3眼メーター(ホワイト照明)/ホワイトイルミネーションがプラスされている。価格は1,491,000円。ベース車のG・Lパッケージ車よりも4万円ほどアップしている。こちらもあんしんパッケージが6万円ほどするオプションであることを考えると、ほんの少しお買い得といった印象になる。
Nワゴン カスタム特別仕様車「SS 2tone color style パッケージ」と「ターボ SS 2tone color style パッケージ」は、G・Lパッケージ/G・ターボパッケージの装備に加えて、下記の装備がプラスされた。
<エクステリア>
・2トーンカラースタイル(ルーフ&スポイラー&ドアミラー)
・ダーククロームメッキ&ブラック塗装フロントグリル
・ダーククロームメッキ・アウタードアハンドル
・ダーククロームメッキ・リアライセンスガーニッシュ
・ブラック塗装フォグライトガーニッシュ
・ブラック塗装モール付リアバンパー
・サイドシルガーニッシュ(ブラックフィルム加飾付)※4
・14インチアルミホイール※5(ベルリナブラック塗装+切削+ブラッククリア塗装)
<インテリア>
・プライムスムース&ジャージコンビシート(レッドダブルステッチ)
・本革巻ステアリングホイール(レッドステッチ)
・本革巻セレクトレバー(レッドステッチ)※4
・常時点灯3眼メーター(レッド照明)
・レッドイルミネーション
(スライドセンタートレイ、フット<運転席/助手席>、ドリンクホルダー<運転席/助手席>)
・インパネガーニッシュ(レイヤードクリアパネル:ダーククリアレッドライン付)
・ドアオーナメントパネル(レイヤードクリアパネル:ダーククリアレッドライン付)
・ピアノブラック調エアコンパネル
Nワゴン カスタム特別仕様車「SS 2tone color style パッケージ」の価格は1,509,000円となっており、約6万円のアップとなっている。このモデルは、他の特別仕様車のようにあんしんパッケージが標準装備化されておらずオプション設定となっている。実際に購入する場合は、あんしんパッケージを忘れずに選択したい。この2トーンカラーにするだけで、5~6万円程度は価格アップすることを考えると、2トーンカラー代だけで、上記の装備がプラスされたことになる。
ただし、基本的に色味の変更などが主体で、それほど大きなコストがプラスされている装備とはいいにくい。そのため、この特別仕様車もほんの少しだけお買い得といったところだ。
こうなると、Nワゴンの購入を考えた場合、基本的にはこの特別仕様車であるSSパッケージを選んだ方が買い得感がある。ただし、注意したいのが値引き。やや価格が安くなっていることを理由に、センスのない営業マンは「お買い得な特別仕様車なので値引きできない」と言ってくるだろう。こうした営業トークをする営業マンからは買わない方がいい。特別仕様車はこうしたやり方を推奨して、値引き額を抑えるためにも使われる。よほどSSパッケージが気に入っているのならば、粘り強く長期間に渡り商談する必要がある。
まず、ワゴンRとムーヴの見積りを取り競合させ、Nワゴンはベース車で商談。納得できる値引き額が引き出せたら、特別仕様車に変更し「同じ値引きで」と交渉するといいだろう。NGが出たら、ライバル車ともう少し商談するとすればいい。また、軽自動車は多くの未使用車が流通している。こうした未使用車は、登録しただけでほぼ新車コンディションで、価格はかなり安い。この未使用車の見積りも加えて商談してみるのもいいだろう。1~3月は、自動車業界の繁忙期。買い手が有利な時期だ。
■ホンダN-WGN/N-WGN Custom(エヌ ワゴン/エヌ ワゴン カスタム)特別仕様車「SS パッケージ」価格
・N-WGN G特別仕様車「SS パッケージ」 FF 1,261,000円/4WD 1,391,000円
・N-WGN Custom 特別仕様車「SS パッケージ」 FF 1,491,000円/4WD 1,621,000円
・特別仕様車「SS 2tone color style パッケージ」 FF 1,509,000円/4WD 1,639,000円
・特別仕様車「ターボ SS 2tone color style パッケージ」FF 1,574,000円/4WD 1,704,000円
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