三菱自動車は3月17日、東北関東大震災により被災された地域に対し、災害支援車両として、電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」、四輪駆動ピックアップトラック「トライトン」を無償貸与すると発表した。
　同社によると、被災地では、深刻なガソリン供給不足が生じている地域が多いため、電力供給があれば特別な施設を必要としない電気自動車の貸与が望まれていること、また、悪路でも高い走破力を持ち、かつ積載力が高い車両が望まれていることから、今回アイ・ミーブとトライトンを災害支援車両に選定したという。
　まず第一弾として、18日からアイ・ミーブ30台を順次輸送開始。今後、被災地のニーズに合わせて、支援車両を増やしていく。