涙の生産終了。最後の特別仕様車【三菱パジェロミニ プレミアムセレクションFinal Anniversary特別仕様車新車情報】 [CORISM]

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【三菱】2012/03/23

最後のモデルは、装備充実の豪華仕様

 三菱は、軽自動車で貴重な本格的4WDシステムを搭載した三菱パジェロミニを2012年6月をもって生産を終了すると発表した。パジェロミニはに、1994年にデビュー。バブル期に絶大な人気を誇った本格クロカン4駆であるパジェロのDNAを受け継いだ軽自動車として登場した。1998年にフルモデルチェンジし改良を加え進化しきた。スズキのジムニーと並び、軽自動車という規格の中で個性を発揮してきた本格派4WDモデルだった。

 パジェロミニは、三菱の軽自動車の中で月販1千台には満たないものの売れている車種であっただけに残念でもある。ただし、設計が古いがためにエコ化の波には乗れず、またモデル末期の現在では4WDターボモデルだけになっていた。そのため、JC08モード燃費は13.8km/L。さすがに、これからのエコ時代には向かないという判断なのだろう。

 そして、その三菱パジェロミニは最後の特別仕様車としてプレミアムセレクションFinal Anniversaryを発売。この特別仕様車は、従来からあるPremium Selectionをベースに、さらに装備の充実を図ったモデルとなっている。装備内容などは、以下のとおりとなっている。

<三菱パジェロミニ プレミアムセレクションFinal Anniversary特別仕様車概要>

■エクステリア
・ボディカラーは、3ウェイ2トーンカラーを含む以下の4色展開。「クールシルバーメタリック/ラズベリーレッドパール/クールシルバーメタリック」、「クールシルバーメタリック/ダークブルーマイカ/クールシルバーメタリック」、「ブラックマイカ」、「ホワイトパール」
・フロントドアガラスは、水滴を弾き、雨の日も視界を良好に保つ「撥水ドアガラス」
・ドアミラーは、水滴を膜状に広げ、雨による視界悪化を防ぐ「親水ドアミラー(メッキ)」
・濃霧などの際に視界を確保するフォグランプを標準装備。
・ボディカラーとマッチしたフルカバータイプのスペアタイヤケースを標準装備。
・アウトドアでの使用時に便利なルーフレール(シルバー塗装)を標準装備。

■インテリア
・落ち着いたブラウンの本革と、肌触りの良いスエード調ファブリックを組み合わせた、上品なシート生地を採用。
・しっくりと手になじむ、質感の高い本革巻ステアリングホイールを標準装備。

■機能装備
・3.3インチカラー液晶モニターを内蔵した「リヤビューモニター付ルームミラー」を標準装備。
・セレクターレバーを「R」に入れると車体後方の様子を映し出し、安全な駐車をサポート。
・後続車のヘッドライトの光を感知し、明るさを調整する自動防眩機能を標準装備。
・寒冷地仕様(ヒーテッドドアミラー、運転席シートヒーターなど)を標準装備。

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(レポート:大岡 智彦

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