燃費も重視した最新オープンモデルが早速日本デビュー【フェラーリ 458スパイダー新車情報】 [CORISM]
わずか1ヶ月で日本導入を果たしたフェラーリ458スパイダーだが・・・
通常、ヨーロッパでデビューした多くのフェラーリは、数ヶ月から数年かけて日本に導入されるパターンが多い。今回は、9月のワールドプレミアからわずか1ヶ月というスピード導入だ。すでに、年内納車分は完売しているという。導入台数は非公表なので不明だが、1台しか導入予定がなく、1台が売れれば完売となる。そのあたりをハッキリとしてくれなければ、話題づくりだけのスピード導入と完売説も出てくるだろう。
また、円高による日本ユーザーへのメリットとして、7年間のメンテナンスフリープログラムや低燃費技術で通常オプション装備のHELEシステムを標準装備化したという。
クーペ以上の美しさを創り出したハードトップをもったフェラーリ458スパイダー
そんな美しいスタイルを実現するために、458スパイダーには多くの難題があったという。オープンボディ化による補強やロールバーを入れると、デザイン性を損なうというのだ。そこで、通常の3分割ルーフから、2分割ルーフへと変更。さらに、ロールバー機能を備えたBピラー構造とすることで、問題を解決したという。これにより、通常200~300L必要とされているルーフの収納スペースを100Lに抑えることができた。左右のロールバーの間には、電動のウインド・ストッパーが装備されていて、コクピット内への風の巻き込みを防いでいる。こだわりのオープン化により、クーペに比べ重量増はわずか50kgになった。
日本に導入されるフェラーリ458スパイダーには、低燃費志向を反映しフェラーリの低燃費技術であるHELEシステムが標準装備されている。ハイブリッド車に慣れてしまった日本人にとっては、それほど画期的とはいえないが、アイドリングストップ機能を軸とし、省電力のブラシレスモーター使ったラジエーターファンなどを装備して低燃費化を図ったスーパーカーとなっているのも特徴だ。
比類なき美しさと、官能的なドライビングフィールはフェラーリの真骨頂。それを達成するために色々な技術を駆使し、仕上げられている458スパイダー。570馬力を発揮する4.5L直噴V8エンジンを搭載し、0-100km/hは、わずか3.4秒で加速。強力なカーボンセラミックブレーキにより、100km/h-停止までの制動距離は32.8m。日本では3,060万円という価格で発売される。
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