ブラックで統一したシブい特別仕様車【マツダ ロードスター BLACK TUNED新車情報】 [CORISM]
ちょっとラグジュアリーなロードスター
1989年に発売された『マツダ ロードスター』は、現在では世界の約60の国と地域で販売。これまでの累計生産台数は90万台を超えており、「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一(90万台以上)として、ギネスに認定されている。
今回発売されたマツダ ロードスター特別仕様車ブラック チューンドは、電動開閉式ルーフを装備した上級グレード「RS RHT」および「VS RHT」をベースに、ブリリアントブラックのパワーリトラクタブルハードトップやアウタードアミラー、ガンメタリック塗装の17インチアルミホイールなど、ブラック調で統一した特別装備を採用し、よりスタイリッシュなスタイリングとしている。
また内装は、サンドカラーステッチを施したブラックレザーシートやステアリング本革巻などを採用した。
ボディカラーは、存在感のある「スピリティッドグリーンメタリック」と「ベロシティレッドマイカ」の2色の専用色と人気色の「クリスタルホワイトパールマイカ」の全3色を設定。
マツダ ロードスターは、NCと呼ばれる3代目となっており、このNC型は2005年8月に発売された。すでに、丸6年が経過しモデル末期状態で、4代目ロードスターの情報もポツポツと漏れ聞こえるようになってきた。今年のモーターショーで、コンセプトカーの展示があるかどうかというのも興味深い。
そう考えると、このロードスター ブラックチューンドの価値を考えて買わなくてはならない。今回の特別仕様は、電動ハードトップのRHTがベースということもあり、装備を見るとドレスアップ的手法でまとめられている。ギンギンの走り重視というのとは違い、ちょっとラグジュアリークーペっぽいイメージかもしれない。走りだけではない価値を求める人にはいいだろう。
価格はベース車のVS RHTが292万円、RS RHTが286万円となっていて、VSが13万円高、RSが19万円高という計算になる。下記の装備が付いて、305万円ならお買い得感は高く魅力的だ。
ただし、よほどこの特別仕様車が気に入っているのなら別だが、300万円オーバーの価格のクルマなのだからしっかりと値引き交渉もしたい。特別仕様車だから、値引きはしませんということも十分に考えられる。回避策として、最初は通常のVSかRSかで商談を進め、徐々にこの特別仕様車に話を移すのがポイントだ。限定車ではないので、慌てて購入する必要はない。あまりにも営業マンが値引きに応じないのなら「モデル末期だし、値引きが期待できないのなら新型にしようかなぁ」と駆け引きするのもよいだろう。
■「マツダ ロードスター BLACK TUNED」特別仕様車価格
・マツダ ロードスターBLACK TUNED 6MT&6AT 3,050,000円
■装備概要
<ベース車>
・ロードスター「RS RHT」(2000 DOHC・6MT・2WD車)
・ロードスター「VS RHT」(2000 DOHC・6EC-AT・2WD車)
<特別装備>
パワーリトラクタブルハードトップ(ブリリアントブラック)
17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
フロントグリルガーニッシュ(ブリリアントブラック)
アウタードアミラー(ブリリアントブラック)
リアロールバーガーニッシュ(ブリリアントブラック)
ブラックレザーシート(サンドカラーステッチ)
ブラックドアトリム(サンドカラーステッチ)
デコレーションパネル(ピアノブラック)
ステアリング本革巻(サンドカラーステッチ)+スイッチベゼル(ピアノブラック)
パーキングブレーキレバー本革巻(サンドカラーステッチ)
フロントフォグランプ(クリア)+フォグランプベゼル(ブラック)
アウタードアハンドル(ボディ同色)
Boseサウンドシステム(AUDIOPILOT)+7スピーカー(ヘッドユニットなし)
シフトノブ本革巻(メッキリング付)
サイドドアトリムアームレストソフトパッド(合成皮革)
センターコンソールリッドソフトパッド(合成皮革)
シートヒーター(温度5段調整機能付)
フロントサスタワーバー(カウル結合タイプ)
<メーカーオプション>
AM/FMラジオ/MP3/WMA*4対応6連奏CDチェンジャー+AUXジャック(外部入力端子)
<ボディカラー>
「スピリティッドグリーンメタリック(専用色)」、「ベロシティレッドマイカ(専用色)」、「クリスタルホワイトパールマイカ(特別塗装色)」の全3色
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