フェイスチェンジでリフレッシュ【三菱パジェロ新車情報】 [CORISM]

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【三菱】2011/10/23

選ぶなら、クリーンディーゼルエンジン車

三菱パジェロ
 三菱は「パジェロ」のフロントデザインを変更するなど一部改良を施し販売を開始した。

<三菱パジェロの主な改良点>

■エクステリア
・力強く精悍な印象を強調したフロントデザインに一新。力強く高級感のある新フロントグリルと、空力特性にも配慮した新デザインのフロントバンパーとし、フロントスキッドプレートもブラックに変更した。

・デザイン性と軽量化(1本あたり約1kg削減)を両立した、新デザインの18インチアルミホイールを採用。

・ボディカラーでは、漆黒感とピュアな輝きを追求した新色のダイヤモンドブラックマイカを全車に設定。クールシルバーメタリックとアイガーグレーメタリックを組み合わせた新3ウェイ2トーンを、ロングボディの「SUPER EXCEED」「EXCEED」グレードに新たに設定。

■インテリア
・ハイコントラストメーターや、オーディオ・エアコン等のスイッチ類の照明色を、スポーティかつ上質なアンバーレッド系に変更。

・スエードファブリック生地のフロント並びにセカンドシートの柄を、シックで上質なデザインに変更するとともに、フロントシートの縫い目にはダブルステッチを採用(本革内装装着車を除く)。また、パワーウインドウのスイッチパネルのシルバー部拡大など、インテリアの質感を向上させた。

 パジェロは、2010年9月に、3.2Lディーゼルエンジンを大幅に改良し、世界最高水準の厳しい排出ガス規制「ポスト新長期規制」に適合。クリーンディーゼルは好評で、約7割がディーゼルエンジン搭載車だという。確かに、車重2トンを大きく超えるボディは、極太トルクをもつディーゼルエンジンとの相性は抜群。

 クラスが違うが、来年初頭にマツダのCX-5が発売され、こちらもディーゼルエンジンが搭載され、プロモーションも積極的に行われる予定だという。そういった流れもあり、パジェロのクリーンディーゼルエンジン比率もますます上がると思われる。

 また、当然、ディーゼルエンジン人気が高まれば、現在でも高めで推移するでディーゼルエンジン車のリセールバリューも、さらに高くなると予想できる。そういったことを考えると、オススメはディーゼル車となる。

 フェイスチェンジといっても、それほど変化はない。注目したいのは、1本当り1kg軽量化したというアルミホイールの存在。10・15モード燃費は、ロング スーパーエクシード(ディーゼル)10.2km/Lと変化が無い点。実燃費は良くなっているのでは? と、期待したいところだ。

 

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(レポート:CORISM編集部

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