近距離用の超小型車【スズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)】東京モーターショー出品車 [CORISM]

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【スズキ】2011/11/15

バイクとクルマの中間のクルマ?

 半径10km程度の生活圏の移動用として、既存の二輪と四輪の中間に位置付けられる超小型車。全長2.5m、前後2人乗りの全く新しいカテゴリーのモビリティを提案するスズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)。

 自動車に比べ小回りが利き、駐車場等のスペースをとらないこと、二輪車に比べてキャビンがあることから、自動車よりも乗りやすく、二輪車よりも気軽に快適に使えるモビリティとして、買物、通勤、通院、子供の送迎等日常生活での短距離移動に便利な乗り物を目指している。

 2人乗りの仕様に加え、子育て中のママの移動用として、後席に2人用チャイルドシートを備えた「ママ仕様」や、小口配送に適した「1人乗り小口配送仕様」を提案し、商業施設や学校、病院等日常生活に必要な施設をコンパクトに集約させた街での活用シーンの可能性を広げる。

スズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)
スズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)
スズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)

スズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)

未来の近距離モビリティは似てくるのか?

日産pivo2

日産pivo2

 スズキ Q-Concept (キュー・コンセプト)を見て、何かに似てると思って調べてみると、やっぱりあった。2007年の東京モーターショーで登場した日産pivo。2011年の東京モーターショーで登場するPIVO3は、ずいぶんリアリティのあるものに変化したものの、近距離モビリティをイメージするとカタチは似てくるのだろう。

 スズキブースの出展テーマは、「小さなクルマ、大きな未来」。今のクルマ、近い将来のクルマ、その先の未来のクルマをお見せすることで「小さいからこそ、燃費が良い」、「小さいからこそ、手軽に乗れる」、「小さいからこそのアイデア」、「小さくても、キビキビ走れる」、「小さくても、イキイキとした形」という、スズキの「小さなクルマ」が切り拓く「大きな未来」を具体化した1台だ。

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(レポート:CORISM編集部

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