ボルボS60/V60新車情報・購入ガイド 破壊力抜群のコストパフォーマンスを誇る特別仕様車ラグジュアリー・エディション登場! [CORISM]
約50万円相当の装備を装着しながら、ベース車より約20万円もお得に!
そんなボルボがジャンプアップしたきっかけとなった車種がボルボS60 /V60 だ。S60は、2011年3月にデビュー。先代S60から、なんと10年ぶりのフルモデルチェンジとなった。その後、やや遅れてV60が登場する。
まさに、ボルボS60/V60は、新世代ボルボを象徴するモデルで、全世界的ブームである小排気量+ターボの組み合わせたエンジンを搭載。1.6L直噴ターボエンジンは、180馬力のパワーと240Nmのトルクを発生し、ツインクラッチタイプの6速パワーシフトトランスミッションと組み合わされた。現在の燃費は、13.6㎞/Lというレベルで、今となってはそれほど良くはないが、当時の輸入車としては上位に位置していた。
さらに、特筆すべきは、その安全装備の高さだ。日本でも、もはや当たり前になった追突被害軽減自動ブレーキの先駆けともいえるもので、低速時における先行車との衝突を未然に回避、もしくは追突ダメージを軽減するシティ・セーフティ。さらに、クルマだけでなく歩行者やサイクリストまでを検知し、衝突を未然に回避、もしくは追突ダメージを軽減するヒューマン・セーフティなど、現在では進化バージョンが搭載されている。
燃費に安全性能、そしてスタイリッシュなデザインとなり、さらにデビュー当時の価格はS60 DRIVe(ドライブ・イー)が375万円という安く見える価格戦略により大ヒットモデルとなった。
ボルボは、そんなS60/V60に特別仕様車「Luxury Edition(ラグジュアリー・エディション)」を設定し発売を開始した。
S60/V60 Luxury Edition(ラグジュアリー・エディション)」は、「ヒューマン・セーフティ(歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)」や「全車速追従機能付 ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」、夜間走行時に自動的にライトの一部分を遮光し対向車のドライバーの眩惑を防ぐ先進のヘッドライト技術「フル・アクティブ・ハイビーム」など、10 種類の先進安全技術を特別装備したモデルとなっている。
さらに、本革シートや、助手席8ウェイパワーシート、PCC/キーレスドライブを装着し、安全性と快適性を格段に向上。
これらの装備は、約50万円相当のメーカーオプション。それらを装着しながら、ベースモデルよりもなんと約20万円も安い価格設定としている。なんとS60ラグジュアリー・エディションの価格は399万円だ。
ボルボS60/V40は、2014年2月に2.0Lターボの新世代パワートレーンDrive-Eを60シリーズに導入。8速ATと組み合わされ、S60で14.6km/Lという低燃費を実現している。このエンジンを搭載したモデルはT5というグレードになり、今回のラグジュアリー・エディションのベース車であるT4SEの上級グレーになる。このT5SEの価格も戦略的で4,464,000円。T4SEの4,206,858円との価格差が約24万円。そのため、エントリグレードになるT4SEに、さほど割安感が無くなっていることが分かる。こういったこともあり、今回お買い得感があるラグジュアリー・エディションが設定されたと予想できる。
まぁ、ボルボの都合はどうであれ、このクラスでこれだけの装備が付いて399万円というのは驚きの価格。同じFFのアウディ A4 は453万円で、装備類はS60ラグジュアリー・エディションが圧倒。フォルクスワーゲン パサート TSIハイラインでさえ4,145,000円で、装備類はボルボが勝る。このクラスのFF輸入車を買うなら、もはやS60ラグジュアリー・エディション以外ないというくらいのコストパフォーマンスを誇る。
強いて言うのであれば、スポーティな外装をもつR-DESIGNに、こういった仕様があれば、さらに魅力的だろう。
ボルボS60/V60ラグジュアリー・エディション価格、装備など
・S60 Luxury Edition 3,990,000 円
・V60 Luxury Edition 4,190,000 円
<ボルボS60/V60ラグジュアリー・エディション主要装備>
■特別装備
・ヒューマン・セーフティ(歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)
・全車速追従機能付 ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・車間警告機能
・DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
・LDW(レーン・デパーチャー・ウォーニング)
・BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
・LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド-急接近車両警告機能)
・CTA(クロス・トラフィック・アラート)
・RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
・フル・アクティブ・ハイビーム
・本革シート
・助手席 8 ウェイパワーシート
・12 セグ地上デジタル TV (リモートコントロール付)
・PCC(パーソナル・カー・コミュニケーター)/キーレスドライブ
■標準装備
・HDD ナビゲーションシステム、VICS3
・アルミニウム・パネル(シマ―・グラファイト)
・運転席 8 ウェイパワーシート(ドアミラー連動メモリー機構付)
・フロント・シートヒーター
・速度感応式パワーステアリング(チルト/テレスコピック機構および 3 段階レベル調整機能付)
・パドルシフト
・パーク・アシスト(リア)
・アクティブ・ベンディング機能付デュアル・キセノンヘッドライト(自動光軸調整機能付)/ヘッドライトウォ
ッシャー/コーナリング・ライト機能
・215/50R17 タイヤ&アルミホイール
【関連記事】
- 【ボルボ 新型 S60 新車試乗評価】元祖4ドアスポーツクーペが最先端の安全装備を引っさげデビュー
- 【ボルボ V60 試乗評価 】フレンドリーでカッコいい!!
- 超お買い得でスポーティな限定車登場!【ボルボS60 T4 R-DESIGN試乗評価】
- ボルボV60新車情報・試乗評価一覧
- ボルボS60新車情報・試乗評価一覧
- ボルボ新車情報・購入ガイド一覧
- ボルボ新車試乗評価一覧
- ボルボV40新車情報・試乗評価一覧
【オススメ記事】
- フォルクスワーゲン ポロ新車情報・購入ガイド ついに全長4m越えに! 3ナンバー化した6代目新型ポロは、1.0L直3ターボを搭載【ニュース・トピックス】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!