【BMW X6新車情報】 よりスタイリッシュなスタイルへと小変更 [CORISM]

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【BMW】2012/06/08
BMW SUV X6 ドイツ車

エンジンなどの変更は無し。外観の小変更でリフレッシュ

 BMWは、クーペのようなボディラインをもつSUV、新型「BMW X6」の発売を開始した。

 BMW X6は、エレガントなクーペのようなルーフ・ラインをもつ個性的なスタイリングを備えたモデル。さらに、SUVらしいインテリジェント4輪駆動システムxDrive(エックスドライブ)の採用。BMWならではの高いオンロード性能と4輪駆動モデル特有のオフロード性能を兼ね備えている。

 2008年にデビューしたX6は、今年で5年目に入るモデル。そのため、今回の改良では主にルックスを一部変更。精悍さをアップすると同時に、装備内容も変更されている。

 BMW X6のエクステリア・デザインの変更は、左右エア・インテークの上部に新たにマット・フィニッシュのフレームを採用し、フレーム内の最両端にフロント・フォグ・ランプを配置。また、新デザインのキドニー・グリルは、ヘッドライト下端の高さに合わせてグリル・バーの傾斜を変えることにより、ヘッドライトから繋がる水平方向のキャラクター・ラインを創出し、精悍なフロント・ビューを演出している。

 さらに、オプション装備として新たに設定されるLEDヘッドライトは、スモール・ライト・リング、ハイビーム、ロービームに、太陽光に近いクリアな白い光を放つLEDテクノロジー採用。少ないエネルギー消費量を実現すると同時に、夜間でもひと目でX6と分かる個性的な表情を創り出している。LEDヘッドライトでは、新デザインのスモール・ライト・リング、ヘッドライト上部に配される眉のようなデザインが印象的なアクセント・ラインにより、さらに個性的かつダイナミックなフロント・ビューを演出する。

 リヤ・デザインにおいては、BMW伝統のL字型リヤ・コンビネーション・ライトに、より幅広のLEDライト・バーを採用し、夜間における存在感をさらに強調するデザインとなった。

 装備内容では、X6 xDrive50iにドライバー支援システムの1つであるBMWヘッドアップ・ディスプレイと、ダイナミックかつパワフルなスタイリングが印象的な新デザインの20インチYスポーク・スタイリング336アロイ・ホイールを新たに標準装備した。

 BMWヘッドアップ・ディスプレイは、車速、ナビゲーション・システムによるルート案内の矢印表示など、さまざまな走行情報をドライバーの視界内のフロント・ウィンドスクリーンに直接表示し、ドライビングの安全性と快適性を高めるドライバー支援システム。

 X6 xDrive35iおよびX6 xDrive50iの両モデルには、ポータブル・オーディオ・プレーヤーなどを接続できるUSBオーディオ・インターフェイスを標準装備になった。

 X6 xDrive50iは、装備向上により価格も上昇。BMW X6 xDrive35iは、その他一部の標準装備を見直すことで価格は据え置きとなっている。

 BMW X6は、高級SUVということもあり販売台数そのものも少ない。そのため、リセールバリューも高めになっているので、短い期間での乗り換えでもメリットがある車種。ただ、今回の改良では一部デザインの変更が行われた程度で、それほど代わり映えもしていない。また、BMW最新の低燃費テクノロジーを投入したエンジンへの変更はされていないので、積極的にオススメできるほどではない。BMW X5に搭載されたクリーンディーゼルエンジンなどへの期待も高まる。

<BMW X6価格>
・BMW X6 xDrive35i 3.0L直列6気筒DOHC 8速AT ¥ 8,560,000
・BMW X6 xDrive50i 4.4LV型8気筒DOHC  8速AT ¥ 11,320,000

BMW X6
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BMW X6
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(レポート:CORISM編集部

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