フェラーリから初の4WD 4シータースポーツカー「Ferrari FF」初公開

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【フェラーリ】2011/01/24

 

「フェラーリ FF(Ferrari Four)」

2011春のジュネーブショーで正式デビュー予定

「フェラーリ FF(Ferrari Four)」 リアエンド シューティングブレーク 画像
 フェラーリは、同社初の4輪駆動を採用した新型車「フェラーリ FF」を公式ウェブサイト「Ferrari.com」(※日本語版) で初公開した。正式な公開は今春のスイス・ジュネーブショーを予定している。
「フェラーリ FF」の車名は、4人乗り・4輪駆動を表す「Ferrari Four(フェラーリ・フォー)」に由来する。搭載されるのはV型12気筒、排気量6,262ccの新型直噴エンジン。最高出力660ps/8000rpmを発生させる。トランスアクスルレイアウトで、トランスミッションにはデュアルクラッチ式F1ギアボックスを採用。0-100km/h加速3.7秒の高性能を誇る。パワーウェイトレシオは2.7kg/psだ。

4人乗り高級4シーター車最高の室内空間を誇るフェラーリ FF

「フェラーリ FF(Ferrari Four)」 フロントノーズ 画像

 話題の4WDは、前後で可変トルク配分を行う独自の4輪駆動システム「4RM」。従来の4輪駆動システムに対し重量を50%削減させ、フロント:47%/リア:53%の重量配分を実現させる。また磁性流体ダンピングシステム「SCM3」やブレンボ社製の最新カーボン・セラミック・ブレーキ「CCM」なども採用。これらにより、サーキットから滑りやすい雪道などの滑りやすい路面まで、あらゆる場面において最高のパフォーマンスを発揮するという。

4人乗りの高級GTでもあるフェラーリ FF。6色の専用色やアニリンレザーを用いた贅沢なインテリアトリムなど、フェラーリ FF専用のオプションやアクセサリーなども用意する。また4人の乗員にとって十分な室内空間とトランク容量を誇るFF。4ドアのライバル車「ポルシェ パナメーラ」「アストンマーチン ラピード」に対しても勝り、クラス最高の広さを誇る、とフェラーリでは説明する。ラゲッジの容量は450リットルで、最大800リットルまで拡大可能となっている。

「フェラーリ FF(Ferrari Four)」 スウェーデンとフィンランドの雪上で行った四輪駆動システムの開発テストの様子 1
スウェーデンとフィンランドの雪上で行った四輪駆動システムの開発テストの様子 2
スウェーデンとフィンランドの雪上で行った四輪駆動システムの開発テストの様子 3
画像はスウェーデンとフィンランドの雪上で行った四輪駆動システムの開発テストの様子

「フェラーリ FF(Ferrari Four)」[ボディカラー:ガンメタリック(Grigio Ferro Met.)]

[ボディカラー:ガンメタリック(Grigio Ferro Met.)]
「フェラーリ FF(Ferrari Four)」 リアエンド リアビュー 画像
車名 「フェラーリ FF(Ferrari Four)[4WD]
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4907x1953x1379mm
車両重量[kg] 1790kg
総排気量[cc] 6,262cc
エンジン型式 65度 V型12気筒
最高出力[ps(kw)/rpm] 660ps/8000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 683N・m/6000rpm
トランスミッション デュアルクラッチ式F1マチック
最高速度 335km/h
定員[人] 4人
燃料消費 15.4リットル/100km
CO2排出 360g/km
「フェラーリ FF(Ferrari Four)」 フロントマスク 画像

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(レポート:CORISM編集部

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