ニューヨークオートショーで、ホンダは新型シビックを発表した。新型シビックの量産モデルは、ガソリン車、低燃費ガソリン車「HF」タイプ、リチウムイオンバッテリー搭載のハイブリッド車、スポーツ仕様の「Si」クーペ、天然ガス車「ナチュラルガス」の5タイプ。
　新型シビックは、コンパクトなボディとしながら、低床化や前後のタンデムディスタンスの設定などを見直すことで、従来モデルよりさらに快適な居住空間を実現。室内装備には、ステアリングのスイッチでオーディオなどを簡単に、かつ安全に操作できる「インテリジェント・マルチインフォメーション・ディスプレイ（i-MID）」を採用。また、横滑り防止装置VSAを全タイプ標準装備した。
さらに、新型シビックは全タイプで燃費の向上を実現。ガソリン車には北米で初めてドライバーへのサポート機能のECONボタンやアンビエントメーターを採用することで、実用燃費の向上を図っている。特に新設定の低燃費ガソリン車「HF」タイプは、エアロパーツやアンダーカバー、専用タイヤなどを採用することで、米国におけるコンパクトガソリン車ではトップクラスの燃費値を達成している。