スポーティなスタイルに7人乗り、ミニバンを感じさせない卓越したハンドリングで人気のホンダ ・ストリームだが、マーケットのトレンドはステップワゴンのような広大なスペースとスライドドアの組み合わせが中心になった。さらに、スライドドアは必須条件で、ボディサイズがひとまわり小さいフリードなどにも人気が集まっている。ホンダだけでなく、トヨタのウイッシュなども販売台数は下降線をたどる。このストリームの魅力を引き上げるために登場したのがホンダ ストリームZS特別仕様車スポーティ エディションなのだ。

●ホンダ ストリーム ZS特別仕様車「スポーティ エディション」特別装備の主な内容
・フロントグリル（メッシュタイプ）
・大型テールゲートスポイラー（LEDハイマウント・ストップランプ内蔵）
・エアロリアバンパー&アンダーカバー
・本革巻3本スポークステアリングホイール（レッドステッチ）
・応急パンク修理キット（スペアタイヤレス）

●ホンダ ストリーム ZS特別仕様車スポーティ エディション価格：1.8L車 2,030,000円　　2L車　2,240,000円

　ストリームの1.8L、ZSの価格は203万円。つまり、上記の装備が付いて値段が同じということだから、当然のことながら買い得感は格別に高い。エアロパーツを装着しているので、スポーティさは一段とアップしている。ただ、エアロパーツが必要ないというのなら、通常のZSをベースに商談をすすめ値引き額で選ぶといい。通常、この特別仕様車は値引きに応じないパターンが多いので、同時にZSの見積もりももらい平行して商談することが必要だ。値引き額が同じなら、特別仕様車を選ぶのが賢いだろう。

　どちらにしても、ストリームは2006年デビュー。すでに5年が経過している。モデル末期であることを十分に理解して買うといい。場合によっては、フリードと比べてみるのもいい。やはり、子供や多人数乗車する機会が多い人は、スライドドアの方が確かに便利だからだ。