ホンダは、2009年にデビューしたハイブリッド専用車「インサイト」を一部改良し、10月8日より発売する。今回の改良では、サスペンションセッティングの見直しなどにより乗り心地や直進安定性を向上。さらにエアコンの噴出し口やドアライニングにシルバー加飾を施すなどし、内装の質感も向上させた。
　また今回のインサイト一部改良では、各グレードの装備・価格見直しなども実施した。ベーシックな「G」グレード(189.0万円/消費税込み：以下同)はマップランプとアームレスト付センターコンソールボックスを追加装備。中間グレードの「L」(207.0万円)と上級グレード「LS」(223.0万円)にクルーズコントロールとリアワイパーを標準装備とした。またLSに従来装着されていた16インチアルミホイールをオプション化。15インチアルミへ変更することで、他グレード同様に10･15モード燃費30.0km/Lへ向上させた。さらにLSには本革巻セレクトレバーを標準化。本革シート＆専用インテリア(運転席＆助手席シートヒーター付き)をメーカーオプションで新設定した。
　このほか、エコドライブを支援する「エコアシスト」や、専用通信機器を搭載し各種情報サービスを通信費無料で利用可能な「リンクアップフリー」、「インターナビ・ルート」機能を初めて組み合わせた最新Honda HDDインターナビシステムをメーカーオプションで新設定した。

同日、コンパクトカー「フィット」にもハイブリッドモデルを追加したホンダは、好調なスポーツカー「CR-Z」とこのインサイト一部改良を武器に、さらにハイブリッドカーのラインナップを充実させ、市場の拡大を狙う。

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■ホンダ フィットがマイナーチェンジ ～新たに「フィット ハイブリッド」もデビュー～[2010.10.08/CORISM]