メルセデス・ベンツの4ドアクーペ「CLS クラス」を6年ぶりにフルモデルチェンジ [CORISM]
【メルセデスベンツ】2011/02/18
メルセデス・ベンツ CLS 350 ブルーエフィシェンシー
新開発エンジンやアイドリングストップで高出力と優れた環境性能を両立
CLS 63 AMG
メルセデス・ベンツ日本は2月18日、4ドアクーペ「CLS クラス」を6年ぶりにフルモデルチェンジし、発売した。
2004年に発表された初代CLSは、4ドアでありながらクーペを彷彿させるエレガントかつスポーティなスタイリングで「4ドアクーペ」というジャンルを開拓。今回の新型CLSでは、4ドアクーペならではの優雅なフォルムを受け継ぎつつ、SLS AMGを彷彿とさせるフロントマスクや、マッシブなリアホイールアーチなどで、ダイナミックさを加えたエクステリアデザインが特長だ。Cd値は先代モデルに比べ約13%向上の0.26を実現。ヘッドライトには、片側だけでオプションも含めると最大71個のLEDを使用した「LED ハイパフォーマンスヘッドライト」を採用し、対向車や先行車をカメラで検知しロービームとハイビームを自動的/連続的に切り替える「アダプティブハイビームアシスト」を備える。
インテリアでは、運転席ドアからインストルメントパネルサポート、助手席ドアにいたる高い位置にラインを走らせたという「ラップアラウンドデザイン」を採用。フロント、リヤともにサイズ拡大を図った4座独立タイプのシートや、随所に上質素材を用いることで、贅沢な空間を演出する。
今回日本市場では、新開発3.5リッター直噴V6エンジン搭載の「CLS 350 BlueEFFICIENCY(ブルーエフィシェンシー)」、新開発5.5リッター直噴V8ツインターボエンジン搭載の「CLS 63 AMG」の2モデルを設定。CLS 350 ブルーエフィシェンシーでは、最高出力は従来モデルに比べ34psアップの306ps、最大トルクは同20N・mアップの370N・mと、動力性能の向上を図りながら、高噴射圧のピエゾインジェクターでリーンバーンを可能とした直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」やアイドリングストップ機能「ECOスタート/ストップ」の採用で、33%の燃費向上と34%のCO2排出量削減を実現した(欧州テストサイクル参考値)。
一方、CLS 63 AMGでは、排気量を従来の6.3リッターから5.5リッターへとダウンサイジングを図りながら、最高出力は従来比11psアップの525ps、最大トルクは同70N・mアップの700N・mを実現。湿式多板クラッチを用いた電子制御式7速トランスミッション「AMGスピードシフトMCT」や、ECOスタート/ストップ機能により、従来モデルに比べ3割以上の燃費改善を実現した。
このほか安全装備として、ドライバーの運転特性を解析し、ドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」や、合計11カ所のエアバッグなどを装備する。
価格は、CLS 350 ブルーエフィシェンシーが930万円、CLS 63 AMGが1625万円。納車開始は6月頃を予定している。
2004年に発表された初代CLSは、4ドアでありながらクーペを彷彿させるエレガントかつスポーティなスタイリングで「4ドアクーペ」というジャンルを開拓。今回の新型CLSでは、4ドアクーペならではの優雅なフォルムを受け継ぎつつ、SLS AMGを彷彿とさせるフロントマスクや、マッシブなリアホイールアーチなどで、ダイナミックさを加えたエクステリアデザインが特長だ。Cd値は先代モデルに比べ約13%向上の0.26を実現。ヘッドライトには、片側だけでオプションも含めると最大71個のLEDを使用した「LED ハイパフォーマンスヘッドライト」を採用し、対向車や先行車をカメラで検知しロービームとハイビームを自動的/連続的に切り替える「アダプティブハイビームアシスト」を備える。
インテリアでは、運転席ドアからインストルメントパネルサポート、助手席ドアにいたる高い位置にラインを走らせたという「ラップアラウンドデザイン」を採用。フロント、リヤともにサイズ拡大を図った4座独立タイプのシートや、随所に上質素材を用いることで、贅沢な空間を演出する。
今回日本市場では、新開発3.5リッター直噴V6エンジン搭載の「CLS 350 BlueEFFICIENCY(ブルーエフィシェンシー)」、新開発5.5リッター直噴V8ツインターボエンジン搭載の「CLS 63 AMG」の2モデルを設定。CLS 350 ブルーエフィシェンシーでは、最高出力は従来モデルに比べ34psアップの306ps、最大トルクは同20N・mアップの370N・mと、動力性能の向上を図りながら、高噴射圧のピエゾインジェクターでリーンバーンを可能とした直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」やアイドリングストップ機能「ECOスタート/ストップ」の採用で、33%の燃費向上と34%のCO2排出量削減を実現した(欧州テストサイクル参考値)。
一方、CLS 63 AMGでは、排気量を従来の6.3リッターから5.5リッターへとダウンサイジングを図りながら、最高出力は従来比11psアップの525ps、最大トルクは同70N・mアップの700N・mを実現。湿式多板クラッチを用いた電子制御式7速トランスミッション「AMGスピードシフトMCT」や、ECOスタート/ストップ機能により、従来モデルに比べ3割以上の燃費改善を実現した。
このほか安全装備として、ドライバーの運転特性を解析し、ドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」や、合計11カ所のエアバッグなどを装備する。
価格は、CLS 350 ブルーエフィシェンシーが930万円、CLS 63 AMGが1625万円。納車開始は6月頃を予定している。
代表グレード | メルセデス・ベンツ CLS 350 BlueEFFICIENCY |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4940×1881×1416mm |
車両重量[kg] | 1735kg |
総排気量[cc] | 3498cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 306ps(225kW)/6500rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 37.7kg-m(370N・m)/3500-5250rpm |
トランスミッション | 7速AT |
欧州サイクルモード燃費[L/100km] | 6.8L/100km |
定員[人] | 4人 |
消費税込価格[万円] | 930.0万円 |
発売日 | 2011/02/18 |
※ヨーロッパ仕様の参考値
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(レポート:CORISM編集部)
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