メルセデスベンツ 新型CLSを来年1月から欧州市場に投入 [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【メルセデスベンツ】2010/10/06

4ドア・クーペという新ジャンルを開拓したベンツCLSが初のフルモデルチェンジ。欧州市場で2011年1月以降順次投入されていく。

「4ドア・クーペ」を生み出したCLSが初の全面改良

メルセデスベンツ 新型CLS ドア開き
 メルセデス・ベンツは、9月30日に開幕した「2010年パリ・モーターショー」で新型「メルセデス・ベンツ CLS」を公開。2011年1月から欧州市場に投入すると発表した。
 ベンツCLSは、クーペの優雅さとセダンの快適性・機能性を合わせ持つ4ドア・クーペという新ジャンルを開拓するものとして、2004年に発表された。今回、初の全面改良を果した新型「CLS」は、「SLS AMG」を彷彿とさせるフロントデザインなど、スポーティさをより強調したデザインを採用。空力面ではCd値を従来より13%向上した0.26とした。このほか、新エンジンの採用や、4つのドアすべてをアルミ製とするなどボディの軽量化を図るなどし、最大約25%の燃費向上を実現した。また安全装備として、車線変更をする際に短距離レーダーセンサーにより衝突の危険を察知するアクティブ・ブラインド・スポット・アシスト、横滑り防止装置「ESP」の一機能として車線維持を支援するアクティブ・レーン・キーピング・アシストなどを採用している。
 欧州市場にはまず2011年1月に、6気筒エンジン搭載モデルとして、195kW(265hp) を発揮するディーゼルエンジンの「CLS 350CDIブルーエフィシエンシー」と、225kW(306hp) を発揮するガソリンエンジンの「CLS 350ブルーエフィシエンシー」をそれぞれ投入。その後3月に、150kW(204hp) を発生し、5.1L/100km という低燃費を実現したディーゼルエンジン搭載の「CLS 250CDI」を、4月には 300kW(408hp) を発揮するV8ガソリンエンジン搭載の「CLS 500」をそれぞれ追加投入する。いずれも、アイドリングストップ機構を搭載するという。
メルセデスベンツ 新型CLS 走り
メルセデスベンツ 新型CLS 走り
メルセデスベンツ 新型CLS エンジン


メルセデスベンツ 新型CLS インテリア
メルセデスベンツ 新型CLS メーター
メルセデスベンツ 新型CLS センターコンソールボタン類

メルセデスベンツ 新型CLS 走り

代表グレード メルセデスベンツ CLS 350CDIブルーエフィシエンシー
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4940×1881×1416mm
車両重量[kg] 1815kg
総排気量[cc] 2987cc
最高出力[kW(hp)/rpm] 195kW(265hp)/3800rpm
最大トルク[N・m/rpm] 620N・m/1600-2400rpm
トランスミッション 7速AT

※欧州仕様車

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】