ベンツのバーゲン? 装備充実で価格据え置きの特別仕様車【メルセデス・ベンツB 180 125! Grand Edition新車情報】 [CORISM]

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【メルセデスベンツ】2011/07/07

約25万円分の装備が付いて、価格据え置き

 メルセデス・ベンツBクラスは2006年1月に登場。コンパクトなボディに広いスペースをもっっている。高級車ブランドであるメルセデス・ベンツのFF車であり、CVTを搭載するなど話題にもなった。今回登場したのは、そんなBクラスの特別仕様車だ。

 B 180 125! Grand Editionは、B180をベースに、外装に16インチアルミホイールや通常のライトよりも高い光量により夜間走行時のドライバーの視界を大幅に向上するバイキセノンヘッドライトやコーナリング時に車両の進行方向を照らすアクティブライトシステムやコーナリングライト、また通常では設定がないライト&サイトパッケージなど厳選された装備を標準で採用。約25万円相当分の装備を施しながら価格はベースモデルから据え置きとした。

 B 180 125! GrandEditionには、17インチアルミホイールやレザーツインシートを備え非常に高い人気を誇るスポーツパッケージにより内外装の質感を向上させるとともに、パワーシート(前席)や外部オーディオ機器を接続し車両側で操作が可能となるメディアインターフェースを標準装備。43万円相当分の装備を施しながら価格はベースモデルから約20万円高に抑えた。

 B 200 125! Grand Editionは、B200をベースにバイキセノンヘッドライトやパワーシート、メディアインターフェースをはじめパークトロニックを標準装備し、機能性・快適性を高めた。約15万円相当分の装備を施しながら価格はベースモデルから据え置いた。

 確かに、よくある国産メーカーの特別仕様車のように、それほど安くないと思えるようなものではない。そういう意味では、今、Bクラスを検討しているのなら、この特別仕様車は積極的に選んでいいモデルといえる。

 ただ、注意しなくてはならないのは、デビューが2006年1月という点に絞られる。すでに、6年目であり、モデル末期状態だ。すでに、新型Bクラスの噂もちらほらと聞こえ始めているので、実際に購入するときは、近い将来確実に旧型になるということを理解しておかなければならない。

 また、最近の低燃費性能の技術革新は恐ろしく早い。そのため、現行のBクラスは確実に一世代前の燃費性能になっている。低燃費性能などを重視するのであれば、新型を待つのが一番。そのあたりを考えてから、購入するかを決めるといい。

<メルセデス・ベンツBクラス価格>
・B 180 125! Grand Edition      2,990,000円
・B 180 125! Grand Edition Sports   3,190,000円
・B 200 125! Grand Edition      3,850,000円

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(レポート:大岡 智彦

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