日産「キャシュカイ(日本名:デュアリス)」が世界販売台数100万台を達成 [CORISM]

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【日産】2011/03/01

写真は欧州仕様車「キャシュカイ」。欧州の日産車ラインアップで4年連続販売台数1位を達成するなど高い人気を誇る

欧州をはじめ世界各国で高い評価のコンパクトクロスオーバー

日産 デュアリス エクステリア 画像

こちらは日本仕様の「デュアリス」

 日産自動車は、「キャシュカイ(日本名:デュアリス)」の世界累計販売台数が、1月31日時点で100万台を突破したと発表した。
 キャシュカイは、2007年3月の欧州市場での発売を皮切りに、同年5月には日本に投入。以後、アフリカ、中近東、オセアニア、中国をはじめとするアジア、中南米市場など世界へ順次投入され、各国で高い評価を得てきた。
 欧州では、ハッチバック車とSUVの中間に位置する力強い独特のデザインと商品コンセプトにより、欧州の日産車ラインアップにおいて4年連続で販売台数1位を達成するなど高い人気を誇る。また、各国でカー・オブ・ザ・イヤーなどの賞を多数受賞。今年1月には、ドイツ自動車連盟によるイエローエンジェル賞の品質部門において輸入車としてはトップの第3位となり、ドイツで最も信頼の高いクルマのひとつに選ばれている。
 日本では「デュアリス」として販売され、都会的なエクステリアと、欧州仕込みの俊敏なドライブフィールが幅広い層のユーザーに支持されている。また、中国では「クロスオーバー」という新しいカテゴリーを創出。独特のファッショナブルなデザインと走行性能に加え、2009年には中国自動車技術研究センターが実施する衝突安全試験「C-NCAP」で最高位にあたる5つ星を獲得するなど、その安全性も高く評価されている。
 キャシュカイ担当の日産グローバルチーフマーケティングマネージャー、マズレル・ギョーム氏は「キャシュカイは、コンパクトクロスオーバーというカテゴリーを創出したパイオニア。お客さまのニーズを満たす先進技術を搭載しながらも革新的なコンセプトをもつキャシュカイは、お客さまのクルマに対する多様な価値観に柔軟に対応していくという日産の決意の表れである」とコメント。
 キャシュカイは現在、英国サンダーランド工場、日本の九州工場、中国の東風日産花都工場と鄭州日産第二工場の4工場で生産されている。

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(レポート:CORISM編集部

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