日産、12月発売予定の電気自動車「リーフ」に車両接近装置搭載[CORISM] [CORISM]

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【日産】2010/06/11

日産 新型 EV(電気自動車) リーフ[試作車]

時速30km/h以下で電子音が鳴る

今秋発売予定の日産「フーガ ハイブリッド」

今秋発売予定の日産「フーガ ハイブリッド」

 日産は、2010年12月に市販を予定する新型電気自動車「リーフ」に、歩行者向けの車両接近通報装置を搭載することを明らかにした。走行中に車速に応じ音の高さを変えるスイープ音を搭載することで、リーフが加速・減速していることを表す。リーフのように走行時にエンジン音がしない電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HEV)は、車両の接近に対し歩行者が気付きにくいとの指摘がされており、他社に先駆けての発表となった。
 具体的には、時速30km/hまでの発進加速時には車両音を発生。車両走行音が高まる時速30km/h以上で音を停止させる。減速時には時速25km/h以下で車両走行音が低くなると音が出始める。さらにバック時には断続音を発生させる。シンセサイザーによりモータールーム内のスピーカーより鳴らす電子音は、車外では認識しやすく、いっぽう室内からは聞こえにくいようにしてドライバーに配慮したのもポイントだ。なお必要に応じて電子音は停止させることも可能となっている。この車両接近通報装置は、今秋デビュー予定の「フーガ ハイブリッド」にも搭載される予定だ。

(レポート:CORISM編集部

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