先日、国内での発表後1ヶ月半で約20,000台の受注があったと発表された 日産の新型コンパクトカー「マーチ」だが、世界市場においても好調なようだ。
　日産は9月15日、「マーチ」「マイクラ」(欧州名)の世界での受注状況を発表した。まず3月13日、世界に先駆けて新型マーチを発表したタイでは、半年間で25,713台を受注した。これはタイにおける年間販売目標台数20,000台を現時点で28%も上回る数値だ。日本では7月13日より発売を開始し、2ヶ月後の9月13日時点で21857台を受注。こちらも月販目標の4,000台に対し5倍以上の値だ。さらにインドでは5月25日の受注開始(発売は7月14日)から約4,000台を受注した。いっぽう8月30日に発売されたばかりの中国でも2週間で約3,000台を受注している。これらを合わせて、グローバル受注は発売6ヶ月で54,000台に達した。
　日産ではこのあと10月よりインド・チェンナイ工場より欧州市場向けの「マイクラ」輸出を開始。2011年初頭にはメキシコでも生産開始する予定で、今後この「マーチ」「マイクラ」は世界160の国と地域で発売される予定となっている。