プジョーは、新型セダン＆ステーションワゴン「508」の画像を公開した。新型プジョー 508は、3月にジュネーブショーで公開されたコンセプトモデル「5byプジョー」の市販バージョンだ。これまでのプジョー車のアグレッシブなイメージからは随分とかけ離れた、エレガントかつスポーティな印象を与える。プジョー 508のボディサイズはセダンが4790mm、ワゴン仕様の508SWが4810mmだという。これは407と比べ、セダンで105mm、SWでは35mm大きいサイズだ。
　搭載されるエンジンの排気量など、詳細は不明だが、プジョーの最新エコ技術「e-HDi」などが採用されるようだ。この「e-HDi」は、次世代のアイドリングストップシステムで、燃費が最大で15％改善されるという。もちろん空力を追求したボディや徹底した軽量化も施されており、次世代のセダン＆ワゴンにふさわしい環境性能を得ているのは間違いないはずだ。さらに登場時期ははっきりしないが、ハイブリッド仕様も登場する。モーターのみで走行できるEVモードを備えており、co2の排出量は99g/km(欧州値)だ。
　新型508の正式デビューだが、9月のパリモーターショーとなる予定。生産は本国のフランスだけでなく、2011年からは中国でも行なわれるという。日本への導入も今から楽しみだ。

【プジョー 関連記事はこちら】
■【プジョー 207 試乗記】プジョーらしさアップ、価格はダウン！[2009.12.28/CORISM]

■ 【プジョー 3008 海外試乗記】プジョーが創るとクロスオーバーもこうなる！[2009.08.28/CORISM]

■ プジョー初のクロスオーバー「3008」日本デビュー～セダンとミニバン、SUVの良さを三位一体～[2010.06.01/CORISM]

■プジョー「RCZ」、専用ウェブサイトで国内の先行予約受付を開始！[2010.05.24/CORISM]

■ 「プジョー 308/308SW」に6速AT搭載～装備見直しで価格も大幅ダウン～[2010.06.04/CORISM]