ポルシェ、「パナメーラS ハイブリッド」の導入を発表 [CORISM]

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【ポルシェ】2011/02/17

380psと14.7km/Lの低燃費を両立。3月のジュネーブ・ショーで世界初公開

パナメーラSハイブリッド システム透視図

セパレータークラッチと一体化したハイブリッドモジュールは、エンジンとトランスミッションの間に配置。電気モーターはジェネレーター、スターターモーターとしても機能する。

 独ポルシェAGは2月16日、4ドア・グランツーリスモ「パナメーラ」のハイブリッド・バージョン「パナメーラSハイブリッド」を導入すると発表した。
 パナメーラSハイブリッドは、すでにカイエンSハイブリッドに搭載されているドライブユニットを採用。スーパーチャージャーを備え、333psを発生する3.0リッターV6エンジンに47psの電気モーターを組み合わせる。バッテリーはニッケル水素バッテリーを採用し、トランスミッションは、カイエンの各モデルに標準装備されている「8速ティプトロニックS」を採用する。0-100km/h加速は6.0秒で、最高速度は270km/hに達する。85km/hまでであれば、電気モーターだけで約2kmの距離を走行することが可能だという。
 これに、オプションで用意する、パナメーラ専用に開発されたミシュランのオールシーズンタイヤを装着した場合、EU基準のNEDCで6.8l/100km(=約14.7km/L)というクラス最少の燃費を実現。CO2排出量に換算するとわずか159g/kmとなる。
 パナメーラSハイブリッドは、3月にスイスで開催されるジュネーブ・モーターショーで世界初披露され、ドイツ本国では今年6月に10万6185ユーロ(約1200万円)で販売開始する。
パナメーラSハイブリッド 走り
パナメーラSハイブリッド 走り
パナメーラSハイブリッド 走り

パナメーラSハイブリッド 走り

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(レポート:CORISM編集部

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