カッコいいが個性は薄まった?
2代目ルノー メガーヌといえば、5ドアHBの馬車風リヤスタイルがあまりにも印象的だった。かっちりしているけど癒し系。ほのぼのとしたルックが、愛しさを倍増させていた。
この3代目メガーヌは、パキッとしていた先代から、ツルンとしたイメージへ大きく変更されている「ちょっとエステに行ってきましたの、オホホ」的に洗練された印象が強い。
「躍動感の中に力強さと品質感を併せ持っています」と語っているのは、新型ルノー メガーヌ デザインディレクター、ファビオ・フィリッピーニの言葉だ。躍動感を感じさせるエクステリアデザインを目指し、デザインチームが、メガーヌプロジェクトの開発初期から、エンジニアと密に連携を取り、設計図の中にデザインの要望を入れ込む、という作業を進めたという。その結果、2,640㎜のロングホイールベース、前後1,545㎜のワイドトレッド、そして前後ショートオーバーハングという安定感あるフォルムに、ルーフラインから大きく傾斜するリヤウィンドウ、ボンネットやボディサイドをのびのびと走りふくよかなショルダーへと続くプレスラインにより、流れるような美しいボディラインが生み出された。
新旧どちらのメガーヌが好みか? メガーヌ好きにはたまらない議論が巻き起こりそうだが、それはそれで楽しいことに間違いないだろう。この新型メガーヌには、2タイプのグレードが用意されている。明るいインテリアのプレミアムライン(268万円)、そして、スポーティな走りを楽しめるGTライン(275万円)だ。GTラインには以下の違いがある。
・「GT line」のロゴが入った、専用のフロントグリルデザイン
・フロントフォグランプのシルバーフィニッシャー
・リアのボディ同色バンパー
・リアディフューザー
・「GT line」リアエンブレム
この3代目メガーヌは、パキッとしていた先代から、ツルンとしたイメージへ大きく変更されている「ちょっとエステに行ってきましたの、オホホ」的に洗練された印象が強い。
「躍動感の中に力強さと品質感を併せ持っています」と語っているのは、新型ルノー メガーヌ デザインディレクター、ファビオ・フィリッピーニの言葉だ。躍動感を感じさせるエクステリアデザインを目指し、デザインチームが、メガーヌプロジェクトの開発初期から、エンジニアと密に連携を取り、設計図の中にデザインの要望を入れ込む、という作業を進めたという。その結果、2,640㎜のロングホイールベース、前後1,545㎜のワイドトレッド、そして前後ショートオーバーハングという安定感あるフォルムに、ルーフラインから大きく傾斜するリヤウィンドウ、ボンネットやボディサイドをのびのびと走りふくよかなショルダーへと続くプレスラインにより、流れるような美しいボディラインが生み出された。
新旧どちらのメガーヌが好みか? メガーヌ好きにはたまらない議論が巻き起こりそうだが、それはそれで楽しいことに間違いないだろう。この新型メガーヌには、2タイプのグレードが用意されている。明るいインテリアのプレミアムライン(268万円)、そして、スポーティな走りを楽しめるGTライン(275万円)だ。GTラインには以下の違いがある。
・「GT line」のロゴが入った、専用のフロントグリルデザイン
・フロントフォグランプのシルバーフィニッシャー
・リアのボディ同色バンパー
・リアディフューザー
・「GT line」リアエンブレム
スポーティさを前面に押し出したインテリア
内装色は、プレミアムラインはエレガントさを表現した明るいベージュ、GTラインはスポーティーな走りを予感させるダークカーボンと、それぞれのモデルの特徴をに合わせた色をもつ。
メーターまわりでは、プレミアムラインにデジタルのスピードメーターとアナログのタコメーターが組み合わされたメーターパネルを採用。ドライバーの正面に配され、視認性に優れたデジタルスピードメーターには、クルーズコントロール/スピードリミッター、燃料、水温、ドアの開閉状態といった各種情報が表示される。
デジタルスピードメーターには、メーター外縁にリング状のライトが配され、クルーズコントロール/スピードリミッターを使用している時には、このリング状のライトの上半分の色が走行状況によって変わることで、その作動状況がわかるようになっている。GTラインには、メガーヌ ルノー・スポールと同タイプの、スポーティーなアナログメーターパネルが装備されている。
メーターまわりでは、プレミアムラインにデジタルのスピードメーターとアナログのタコメーターが組み合わされたメーターパネルを採用。ドライバーの正面に配され、視認性に優れたデジタルスピードメーターには、クルーズコントロール/スピードリミッター、燃料、水温、ドアの開閉状態といった各種情報が表示される。
デジタルスピードメーターには、メーター外縁にリング状のライトが配され、クルーズコントロール/スピードリミッターを使用している時には、このリング状のライトの上半分の色が走行状況によって変わることで、その作動状況がわかるようになっている。GTラインには、メガーヌ ルノー・スポールと同タイプの、スポーティーなアナログメーターパネルが装備されている。
先に発表されたRSの走りの評価からすれば、期待は大きい!
なぜか、先に発売されているメガーヌRSの走りは、まさにバーゲンプライスと呼べるものだった。質の高い走りと装備は、ちょっとじゃじゃ馬的だった先代のRSに比べ、格段と洗練されていたのだ。そうなれば、この新型メガーヌにも期待が集まる。
とくにGTラインは、ダイナミックな走りを楽しめるように、ルノー・スポールがチューニングを施した。フロントのスプリングレートは19%、リヤは10%高められ、同時に前後ダンパーの減衰力も高めた。全高が12㎜ローダウンされ、ロールセンターも30㎜低められていることからも、GTラインはプレミアムラインとはまったくの別物と思った方がよいかもしれない。
とくにGTラインは、ダイナミックな走りを楽しめるように、ルノー・スポールがチューニングを施した。フロントのスプリングレートは19%、リヤは10%高められ、同時に前後ダンパーの減衰力も高めた。全高が12㎜ローダウンされ、ロールセンターも30㎜低められていることからも、GTラインはプレミアムラインとはまったくの別物と思った方がよいかもしれない。
ルノー日産アライアンスで開発したエンジンとCVTを積む
新型メガーヌには、輸入車では珍しいCVTを搭載。140馬力を発生する2リッターエンジンと組み合わされる。これらは、日産ルノーのアライアンスで共同開発したもの。
日産とちょっと違うのは、安全装備。日産車にはあまり標準装備されていないサイドエアバッグやESP(横滑り防止装置)などが標準装備されている。2リッター5ドアHBで200万円台後半になる価格だが、これらの装備が標準ということを考えれば、ちょっとだけ価格にも納得がいくはずだ。
スタイリッシュでスポーティになった新型メガーヌ。ちょっと、オシャレに明るめのボディカラーで乗ると街で映えそうなクルマだ。
日産とちょっと違うのは、安全装備。日産車にはあまり標準装備されていないサイドエアバッグやESP(横滑り防止装置)などが標準装備されている。2リッター5ドアHBで200万円台後半になる価格だが、これらの装備が標準ということを考えれば、ちょっとだけ価格にも納得がいくはずだ。
スタイリッシュでスポーティになった新型メガーヌ。ちょっと、オシャレに明るめのボディカラーで乗ると街で映えそうなクルマだ。
代表グレード | ルノー メガーヌGTライン |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4325×1810×1460mm |
車両重量[kg] | 1340kg |
総排気量[cc] | 1997cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 140ps(103kW)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 19.9kg-m(195N・m)/3750rpm |
トランスミッション | CVT |
10・15モード燃費[km/L] | 未公表 |
定員[人] | 5人 |
消費税込価格[万円] | 275万円 |
発売日 | 2011/05/24 |
レポート | コリズム編集部 |
写真 | ルノー・ジャポン |
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(レポート:CORISM編集部)
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