スズキは、3月1日に開幕し、3日から13日まで一般公開される「第81回ジュネーブモーターショー」にコンセプトカー「SWIFT S-CONCEPT(スイフト・Sコンセプト)」を参考出品した。
　スイフト・Sコンセプトは、新型「スイフト」をベースとして、「More Sporty & Exciting！」をキーワードに、スイフトのデザインをよりスタイリッシュかつスポーティーに演出したコンセプトカー。開発コンセプトは「走行性能を突き詰めたプレミアムコンパクトスポーツ」とのことで、胸躍る感動を提供したいというスズキのブランド哲学の一面を具体化したという。
　ワイドかつローダウンしたボディに、ダイナミックなフロントとリアのバンパー、大型リアスポイラー、18インチの大径タイヤを装着することで、どっしりとした存在感と安定感を表現。ヘッドランプとリヤコンビランプも精悍さを強調する専用デザインとしている。ボディ色にはスズキのスポーツマインドのDNAを引き継ぐイエローを採用する。
　また室内は、ステアリングホイール、シートなど専用デザインを採用。ボディ色と同様のイエローをアクセントとして採用することで、スポーティーさを演出する。またセンターコンソールにはカーボンファイバーも採用しているとのことだ。
　ボディサイズは全長3890×全幅1755×全高1475mm、ホイールベースは2430mm。タイヤサイズは225/45R18。エンジンは、発表された仕様によると、先代スイフト・スポーツと同じ1.6リッターの「M16A型」を搭載。ミッションは6速MTを組み合わせる。
　同ショーにはこのほか、欧州市場で販売している「スイフト」「スプラッシュ」「キザシ」「SX4」などを出品する。