【トヨタ シエンタ新車情報】マイナーチェンジで、燃費アップと新グレードDICE(ダイス)が追加 [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【トヨタ】2011/05/19

 

ちょっと精悍な印象のDICE(ダイス)が追加

 トヨタはコンパクトなボディに7人乗車を可能にしたシエンタをマイナーチェンジした。シエンタは、スライドドアを装備し、若年層からお年寄りまで使いやすさで人気のコンパクトカーだ。
今回のマイナーチェンジでは、新グレードであるDICE(ダイス)が追加された。このDICEは、専用のフロントバンパーとグリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプなどで構成されている。全体的に精悍なイメージを持っていることからも、主に男性ユーザーを意識した仕上がりだ。価格もやや高めの設定で167.5万円。
通常のモデルは、主にリヤコンビネーションランプのデザイン変更やシート表皮の意匠変更と微小なものに収まっている。
お勧めなのは、DICEと共に新設定されているXのLパッケージだ。ディスチャージヘッドランプや助手席側パワースライドドアを標準装備し価格は165.5万円。DICEには助手席側パワースライドドアが標準装備されていないので、割安感ならコチラだ。DICEにパワースライドドアを付けようと思うと、オプションでデュアルパワースライドドア(10.5万円)を装着しなければならず、少々割高な印象となる。
全体的に、このシエンタは安全装備が貧弱だ。サイドエアバッグは全車オプション。滑りやすい道で効果を発揮する横滑り防止装置VSCは、なんとDICEにしかオプション設定されていない。最上級グレードであるGですら、装着することすらできない。家族を乗せいる機会の多いはずの7人乗り車なら、もう少し家族の安全に気を配った装備が欲しいところだ。
もはや、燃費はクルマを買う時に無視できない要素のひとつ。今回のマイナーチェンジでは、当然、燃費のアップも施された。10・15モード燃費で19.2km/lとマイナー前に比べて0.6km/lの向上だ。
また、シエンタはスライドドア車ということもあり、ウェルキャブ車も幅の広いラインアップをもっているのも特徴。助手席リフトアップ車、車椅子仕様などが用意される。

トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ

 

トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ
【トヨタ シエンタ新車情報】マイナーチェンジで、燃費アップと...

 

トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ

代表グレード トヨタ シエンタDICE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4120×1695×1670mm
車両重量[kg] 1220kg
総排気量[cc] 1496cc
最高出力[ps(kw)/rpm] 110ps(81kW)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 14.4kg-m(141N・m)/4400rpm
トランスミッション CVT
10・15モード燃費[km/L] 19.2km/L
定員[人] 7人
消費税込価格[万円] 167.5万円
発売日 2011/05/19
レポート 大岡 智彦
写真 トヨタ自動車

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】

【関連記事】

【オススメ記事】