フォルクスワーゲンは新型ジェッタをニューヨークで世界初公開した。フォルクスワーゲンのジェッタといえば、これまで世界累計960万台を記録している人気モデルで、主幹モデルの「ゴルフ」をベースにしたセダンモデルだ。とくにアメリカ市場では絶大な人気を誇っている。
　新型ジェッタのデザインは、デトロイトショーで発表されたNCCクーペをモチーフにしている。メインのアメリカ市場を意識してか、よりダイナミックさを感じさせるフォルムが特長だ。気になる新型ジェッタのボディサイズは全長4640mm×全幅1780mm×全高1450mmで、ホイールベースは2760mmとなっている。現行型よりも全長で90mm、ホイールベースで70mm拡大されている。それだけに室内の居住スペースは広々しており、大人がゆったりとくつろげるスペースが確保されている。
　新型ジェッタに搭載されるエンジンは北米仕様が2.5リッター直5ガソリンから2リッター直4ターボディーゼルの計4種類(ガソリン3種類、ディーゼル1種類)。ヨーロッパ仕様は1.2リッターTSI(ガソリン)や1.6リッターTDI(ディーゼル)など、計6種類を用意。トランスミッションは6速または7速DSGが組み合わされる。
　気になる新型ジェッタの発売時期だが、アメリカでは年内に販売が開始される予定だという。日本国内への導入も期待される新型モデルといえる。

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