日産フェアレディZ新車試乗評価 女子高生はカッコ重視!? 助手席で絶叫しながらスポーツカーを評価・解説する!
屋根を開けても、意外と髪の毛、気になりません!
こんにちは! 海野良子です。今回は、ついにマイナーチェンジを果たしたフェアレディZ、フェアレディZロードスターに試乗しました! フェアレディZは、スポーツカー好きの良子にとって、とても大好きなクルマです。18歳になるまで、まだ少し時間がありますが、免許を取ったら買いたいクルマだからです。まずは、中古車のフェアレディZからかな。
まず最初に乗ったは、フェアレディZロードスターです^0^。試乗した日は、日差しが強く直射日光が苦手な良子ですが、運転している編集長に「屋根開けてぇ!」とお願いしました。すると、編集長が「エッ、開けんの?」とあからさまに嫌そうな声。あまり、大きな声では言えませんが、頭を直射日光にさらしたくないようでした。
それはともかく、センターコンソールにあるボタンを押してルーフを開けましたぁ! これくらいなら、良子にもできますよ。ウィーンと電動で、結構、スピーディーに開きます。
そのまま高速道路へ。一瞬、屋根がないので、風で髪の毛がグチャグチャになるイメージが・・・。しまった! と、思ったのんですが、風の巻き込みはなく快適でした。シート後方にあるウインドディフレクターと呼ばれる板が効いていて、後方からの風の巻き込みを防止するそうです。髪型が気になってオープンで走ることを嫌がる女性は多いのですが、意外と平気でした。
高速道路では、イッキにアクセルを踏んでもらいました。グオオォーーと、ちょっと低い音でイッキに加速します。グウゥっとシートに背中を押し付けられる、スポーツカーの加速が良子は大好きですとラブラブ評価しちゃおう!
よりハードな足まわりのセッティング。でも、乗り心地も向上!
今回のマイナーチェンジでは、LEDハイパーデイライトを装着、低さとワイド感を強調した新型状のフロントバンパーが採用されました。LEDハイパーデイライトは、マイナーチェンジ後のモデルであることをひと目でアピールします。昼間でもLEDが点灯しているので、とても目立ちます。たくさんのクルマが混在している広い道路の中でも、すぐにフェアレディZと分かりました。存在感は抜群でしたよ。
足まわり関係では、ボディタイプにより異なりますが、レッドブレーキキャリパーの採用、ダーククローム色の19インチホイールなどが標準装備となりました。ボリュームのあるフェンダーの中に、大きな19インチホイール、さらにその中には、赤いブレーキキャリパーが・・・。私にはピンと来ませんがでしたが、男性には結構、カッコイイ! と、感じる部分なんだそうです。
さて、乗り心地やスポーツカーらしい走りに影響するショックアブソーバーの減衰力特性を変更され、しなやかな走りを実現するユーロチューンドサスペンションが採用されました。日産の方の説明では、減衰力やバネレートを上げ、よりハードな仕様に変更したそうです。
マイナーチェンジ前のモデルに乗ったことのない良子なので、編集長のコメントでは「高速域でのステアリング操作が一段と鋭さやシッカリ感が増したのだけど、足をカタクしたとは思えないくらい、通常のスピードでの乗り心地も良かった」とのことでした。ふーん、足をカタクすると乗り心地が一般的に悪くなるのに、フェアレディZはそうなっていない、ということなのですね。編集長が日産の開発者担当者に「乗り心地、よくなってるね」とコメントしたところ、日産の方が「でも、足まわりは、かなりカタメたんですけどね」と言ったあとにドヤ顔になっていたのは、そういうことなんですね。納得です。
その他(以下、資料のコピペ)。ブレーキパッドに新開発の摩擦材を採用し、低中速から高速まで安定した制動力を維持し耐フェード性も向上したそうです。
早く免許を取って、こういうことが分かるといいなぁ、と思いました。助手席だけでは、やっぱり物足りません! ただ、助手席に乗ってみて安定感があるなぁ〜、っていうことくらい分かります。カーブでもクルマの傾きが少なく、ピターっと安定している感じなのは、やっぱりフェアレディZはスポーツカーなんですね。
また、カッコイイっいうのもスポーツカーの大切な要素だと思います。良子が一番フェアレディZの好きなところは、前から見たときのバンパーのラインとライトです! ライトは書道のトメハネをイメージしてデザインされたそうです。ここが評価あげあげってことかな♡
運転が上手くなった気分になるシンクロレブコントロールにグラったきた!
ところで、良子には以前から疑問がありました。なぜ、フェアレディZのエンジンはV8では無くV6なのか? ということです。元々、フェアレディZはアメリカでも人気です。アメリカといえば、V8というのが良子のイメージです。そこで、日産の方に「どうしてV型6気筒エンジンなのですか?」と質問すると、少し困ったような顔をしながら「V型6気筒エンジンよりも大きいエンジンだと、フロントヘビーになってしまいます。全体のバランスを考え、フィアレディZに適したものがV型6気筒エンジンです」。なるほど!
そんなV6エンジンのスペックは、3.7L V型6気筒DOHCエンジンで最高出力は247㎾(336馬力)/7000rpm・最大トルクは365Nm/5200rpmと非常にパワフル。評論家の松下さんと同乗している時に、そんなパワフルなフェアレディZをシフトダウンする度に、一度ブォーンと空吹かしして、スムースにエンジンの回転数を見事に合わせているのをみて、やっぱり評論家の方はクルマの運転がうまいなぁ、と感心しました。そのことを編集長に話したところ「アレは、ATでもMTでもクルマが自動でやってくれるシステムがあるから」だそうです。
なんと、そのシステムの名はシンクロレブコントロールというそうです。MTの免許を取ったら、早速、ヒール&トウの練習をしなくては! って思ってましたが、これなら練習しなくてもいいかも! って思わずまた、フェアレディZにクラクラきちゃいました! すると、また編集長が「アレ、便利だけど、あの機能に頼ってばかりいるとクルマの運転がスグに下手になるよ」ですって・・・。もし、フェアレディZ買ったら、シンクロレブコントロールのスイッチはオフで、練習しますよ!!
あぁ、早く免許を取って、スポーツカーに乗りたいです!!
日産フェアレディZ価格、燃費、スペックなど
<日産フェアレディZ価格>
・クーペ6MT車
フェアレディZ Version ST 4,410,000円
フェアレディZ Version S 4,147,500円
フェアレディZ 3,675,000円
・クーペAT車
フェアレディZ Version ST 4,515,000円
フェアレディZ Version T 4,042,500円
フェアレディZ 3,780,000円
・ロードスター6MT車
フェアレディZ Version ST 5,019,000円
フェアレディZ 4,389,000円
・ロードスターAT車
フェアレディZ Version ST 5,124,000円
フェアレディZ Version T 4,861,500円
代表グレード | 日産フェアレディZ ロードスターVersion ST |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4,260×1,845×1,325mm |
ホイールベース[mm] | 2,550mm |
トレッド前/後[mm] | 1,550/1,595mm |
車両重量[kg] | 1,580kg |
総排気量[cc] | 3,696cc |
エンジン最高出力[kw(ps)/rpm] | 247(336)/7,000 |
エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 365(37.2)/5,200 |
ミッション | 7AT |
タイヤサイズ | F:225/50R18 R:245/45R18 |
JC08モード燃費 | 9.0km/L |
定員[人] | 2人 |
税込価格[円] | 5,124,000円 |
発売日 | 2012/8/28 |
レポート | 海野良子 |
写真 | 編集部 |
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