CORISMトップ日産ミニバン 大中小の選び方
   
 
 
 日産のミニバンは過去1年くらいの間に3車種とも新型車に切り替わったが、なかでも最も新しいのがラフェスタ ハイウェイスター。比較的小さめのミニバンながら、スタイリッシュな外観デザインを持つのが特徴だ。ラフェスタのデザインは、エルグランドやセレナと同じデザイナーが担当しており、水平基調のクロームグリルなど、ハイウェイスターシリーズに共通する特徴を備えている。ほかにもノーズからリヤに向けてダイナミックに流れる線と面で構成されたボディサイドなど、ハイト系ミニバンとは異なる独特のカッコ良さを備えているのがラフェスタ ハイウェイスターだ。
 
 
   奥さんが運転する機会も多いのがミニバン。そのことを考えてラフェスタ ハイウェイスターは、運転席への乗り降りのしやすさや、乗ったときの開けた視界による周囲の確認のしやすさに配慮されている。しかも広い室内を持つ割に最小回転半径は5.3mと小さく、クラス最小レベルの数値に抑えられている。さらに小回りが利くので、狭い駐車場での車庫入れもラクラクだ。この取り回しの容易さには、運転する奥さんも思わず感激することだろう。
 
 
   ラフェスタ ハイウェイスターのシートは3列7人乗りのみの設定だが、注目すべきは2列目のフレキシブルシート。左右両席の間のスペースは、シートにすることで3人が座れるベンチシートとなったり、カップホルダー付の収納ボックスにして、ゆったりとしたキャプテンシートとすることもできる。シーンに合わせて快適さを追求できるフレキシブルシートは、一度使うと手放せないほどの便利さだ。3列目の多彩なシートアレンジと合わせ、そのユーティリティは無限大だ。
 
 
   ラフェスタ ハイウェイスターはSクラスのミニバンながらヒンジ式ではなくスライド式のリヤドアを採用するのが特徴。スライドドアは開口部が大きくて乗降性に優れている。もちろんグレードによって電動スライドドアが設定されており、挟み込みを防止するためにタッチセンサー付きとなっている。サードシートへは、2列目の背もたれを倒すワンタッチウォークインでも、2列目の中央部分を収納したセンターウォークスルーでも乗り込める。
 
 
   ラフェスタ ハイウェイスターは、ペットやタバコ、食べ物のにおいなどのさまざまな生活臭を吸収する消臭天井を全車に装備している。この消臭天井は、ホルムアルデヒドなどの有害物質も吸収して分解する機能を持っており、車内の空気は安全で快適に保たれる。また、飲み物や食べ物をこぼした時の水分や油分の汚れにも強い、クリーナブル機能の付いたシートもグレードによって用意される。乗る人の快適性を考えた細やかな配慮や装備が、このクルマをさらに輝かせている。