マツダ ロードスターRF試乗記・評価 先代NC型ロードスターに乗る、素人女子からのメッセージは、「クルマとの一体感と解放感、そして美しさを同時に楽しめ!」
■新型マツダ ロードスターRFついにデビュー! 我が子の出産のような喜び!(まぁ出産したことないですけどね)
みなさんこんにちは! ロードスター 愛好家(自称)の高浦めぐみ です( ´ ▽ ` )ノ
全国のロードスターファンのみなみなさま! そしてMAZDA ファンのみなさま!!!
新型NDロードスターRFがお披露目になりました!
先代にあたるNCロードスターRHTオーナーである私もワクワクとドキドキがとまりません!
もちろん私も、先日、東京都品川区にある寺田倉庫にておこなわれた「NDロードスター RFお披露目会」に出席してきました!
もうね、もうね、倉庫の外観もエレベーターも全てがRFデザインになっていて息するのも忘れそうな空間!
メイン会場にはMAZDAのニューカラーである「マシーングレープレミアムメタリック」と今一番人気のある「ソウルレッド」の2台が凛とした表情で登場!
あぁ、もうこれだけでごはん3杯いけます・・MAZDAさん、ごちそうさまです・・・。
はぁ、実際に見るともう動機・息切れ・めまい・・・・まるで我が子の出産のような喜びが込み上げてきました(まぁ出産したことないですけどね)。
■初代から継承されてきたものを守っていくクルマ作り
さてさて、プレゼンがはじまり登場したのは開発主査兼チーフデザイナーの中山 雅さん。今回のRFに込めた想いやこだわりをお話してくださいました!
ロードスターといえば、「オープンカー」 の代名詞といっても過言ではありません!
そんな先代からのロードスターのライトウェイトでピュアな楽しさや軽快なドライビングを崩さないよう、挑戦しながら完成したのが今回のRFなわけで。
中山さんが特にデザインでこだわりをみせていたのは、ハードトップとボディの一体感。
ルーフからリアエンドまでつながるスムーズなライン。そして、ホイールベースを伸ばしたり、トランクを潰すなどの犠牲をださないクルマ作りをされたそうです。
もう、美しすぎて、失神しちゃいそうです(≧∇≦)!
■女子の痒いところに手が届いたんですよ!!!
そんな新型NDロードスターRFですが、NCロードスターRHTオーナーの高浦めぐみが新旧ロードスターを比べた感想を( ´ ▽ ` )ノ
まず私が実際にルーフを開閉して感動したのは、ロックの解除が省かれたということ!!
NC型ロードスターRHTでは、ルーフ開閉ボタンを押す前にルームミラー上あたりにあるロックをリリースボタンを押しながら解除しなければいけなかったのですが・・・
新型ロードスターRFでは、なんとその手間すらも解消! インパネに組み込まれたシャープでスマートなボタンをクイッと押すだけでロックを自動解除してルーフが開いてくれるんです!!!!
お姉さん、びっくりしすぎて思わず笑ってしまいました(笑)ひと手間省かれています。
ハードトップの開閉動作は、NC型ロードスターRHTと同じくリアルーフが開いて、そこにミドルルーフ・フロントルーフが格納されていくという流れなのですが・・・
新型ロードスターRFは、リアルーフの開閉と共にミドルとフロントルーフが同時に開くんです!
そう!同時に操作されているんです!
なんじゃ、こりゃ!(松田優作風に)
もう、中山さん、これってやりすぎ!(いい意味で!) この軽やかかつ、美しいルーフ開閉の動作は実際に見ないと文章では伝わらないほど計算されたものでした・・・
さらに、開閉が完了する時のリアルーフが閉じる音も全くしないんです!
NCでは「ウィーン・・・ドッ」みたいな(みたいなですよ!)音が多少しているのですが、もはや動作が終了したかどうかわからないほどの静かさで、またまたビックリ!
さらに、車内では開閉中のロードスターの動きが三連メーターの4,6インチTFTカラー(薄膜トランジスター液晶)でアニメーションとして表示されるので、これまた萌え萌えな想像力が掻き立てられるポイントです。
そして優越感にひたれますよ(笑)そこ重要!
■憧れのナッパレザーに包まれながら、ガンメタでスポーク多めのホイールデザインに想いを馳せるロードスターオタ女子の頭の中とは?
今回もグレードが「S」「VS」「RS」とあります!
そうそう、RFになったことで、従来のソフトトップの1.5Lから排気量がアップして2.0Lになってます!
そのあたりもNC型RHTを知っていると嬉しいポイントですよね( *`ω´)
ちなみに、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式、リヤがマルチリンクになります! 良いところだけ言えば、サスペンションの剛性が確保できることや、キャンバー変化が少なくタイヤのグリップ力に大きな変化が無いことなどがあります。スポーツカー に向いている構造です。クイックな繊細な動きが求められるロードスターにはぴったりな仕様なんではないかと、素人女子は思うのです( ´ ▽ ` )ノ ようするに、純正で充分に楽しめちゃう仕様になっているってことです!
「RS」のグレードは「ザ・スポーツ!」
と、いったところで、シートはレカロ! 体をしっかり包むからサーキット走行が趣味の方は最高ですよね! さらにアルミホイールも「BBS」を装着!!! ガンメタでスポーク多めのデザインは、高浦の大好物です( ´ ▽ ` )♡
「VS」グレードになると、一気にデザインは大人っぽく♡
シートには、贅沢なナッパレザーを使用!
ルーフカラーもピアノブラックになるので落ち着いた雰囲気です♡
みなさんもぜひ、お気に入りのデザインを選んでロードスターと人馬一体を体感してください!
■速いとか、遅いとかじゃない! クルマとの一体感と解放感、そして美しさを同時に楽しめ!
さて、ロードスターと言えば、爽快な走行性能! ソフトトップからハードトップになると、車重も重くなりますよね。重くなった分、走りの質はどうなのだろうと、ちょいと心配でした。
私、ハードトップでも1.5Lという排気量にかわりはないと思っていましたが、ロードスターRFが2.0Lと聞いて走りにも期待が大きく ♪
1.5Lの131ps&150Nから、2.0Lは158ps&200Nmへ大幅アップしました。新型ロードスターRF RSグレードの車重は、1100㎏でソフトトップのRSと比べると80㎏アップとなっています。
試乗すると、実走行では先代NC型ロードスターRHTに近いクイックな動きと、ハードトップをであることを忘れさせるほどの爽快な加速感、サイコー!!
多くの方が思っているかもしれませんが、ロードスターは速いとか遅いとかではなく、クルマとの一体感と解放感を同時に楽しめるところが魅力なのです! さらに、新型ロードスターRFは、ファストバックの美しさを同時に楽しめます!
そうしたロードスターならではの走りの楽しさは、ロードスターRFもまったく同じですよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
2.0Lになった分、当然、加速力は鋭いのですが、トルクが増した分、ゆっくり走っていても余裕があってATでも十分に楽しめます。先代のNC型ロードスターRHTも、売れていたのはほとんどATだったそうで、女性でも気軽に新型NDロードスターRFを楽しめちゃいますよ!
とにかく、全てがこだわり抜かれている新型ロードスターRFでした!
ロードスター中毒の高浦的には、もっと世の中にオープンカーオーナーが普及しないかと楽しみにしています( ´ ▽ ` )ノ
みなさんもロードスターをきっかけに、オープンカーを楽しんでみませんか?
■マツダ ロードスターRF価格
・S 6MT 3,240,000円/6AT 3,261,600円
・VS 6MT 3,574,800円/6AT 3,596,400円
・RS 6MT 3,736,800円
■マツダ ロードスターRF燃費、ボディサイズ、スペックなど
全長×全幅×全高 mm 3,915×1,735×1,245
室内寸法(長さ×幅×高さ) mm 940×1,425×1,040
ホイールベース mm 2,310
トレッド 前/後 mm 1,495/1,505
最低地上高 mm 145
車両重量 kg 1,130
ステアリング ラック&ピニオン式
サスペンション 前/後 ダブルウィッシュボーン式/マルチリンク式
ブレーキ 前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク
エンジン 型式 PE-VPR[RS]型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量L 1.997
ボア×ストローク mm 83.5×91.2
圧縮比 13.0
最高出力 kW〈PS〉/rpm 116〈158〉/6,000
最大トルク N・m〈kgf・m〉/rpm 200〈20.4〉/4,600
燃料供給装置 筒内直接噴射(DI)
使用燃料・タンク容量L 無鉛プレミアムガソリン 45
JC08燃費 km/L 15.6
最小回転半径m 4.7
トランスミッションタイプ 6EC-AT
価格 3,596,400円
レポート 高浦めぐみ
写真 編集部
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