最高級モデル「ロールスロイス ファントム」
超高級車「ファントム」はコストパフォーマンス良し!?
羽を広げた精霊、その名も「スピリット・オブ・エクスタシー」がフロントノーズに鎮座する!
最近世知辛いニュースばかりなので、景気の良い話など。ロールスロイスのプレスリリースを見たら、何と! 2010年の販売台数は史上最高を記録。前年の2.7倍だったそうな(1002台が2711台に)。ロールスロイスの開業から70年掛かって販売した台数を、1年で売ってしまった。
不景気風吹きまくる日本と違い、世界規模で評価すれば好況だということがよく解る。圧倒的な販売増加となった最大の要因は『ゴースト』という小型のロールスロイスを追加したことだろう。確かに従来のフラッグシップモデルである『ファントム』は、あまりにデガい。全長5835mm×全幅1990mm×全高1655mm。ほとんど20人乗りのマイクロバスと同じサイズを持つ。普通の駐車スペースだと収まらない。もちろん狭い道など入れないと考えてよかろう。毎日の足として使おうとすると、走れない道も多くなってしまう。
エンジンは伝統ある6.7リッターという排気量を持つBMW開発の12気筒で、460馬力を発生。走行中、エンジン音ほとんど聞こえず。乗ると「どうやったらこんな滑らかな乗り心地になるのか?」と思う。私のようにヒネたクルマ好きでも、ファントムだけは別格の乗り心地だと感心しきり。
価格は標準仕様で4725万円(普通は500万円程度のオプションを付ける)。絶対的な金額からすれば猛烈に高いものの、コストパフォーマンスで評価すると十分納得できる。しかもこれほど「解りやすい」乗り物はないです。毎日ファントムのハンドルを握れるなら運転手さんをやってもいいと思うほど。
不景気風吹きまくる日本と違い、世界規模で評価すれば好況だということがよく解る。圧倒的な販売増加となった最大の要因は『ゴースト』という小型のロールスロイスを追加したことだろう。確かに従来のフラッグシップモデルである『ファントム』は、あまりにデガい。全長5835mm×全幅1990mm×全高1655mm。ほとんど20人乗りのマイクロバスと同じサイズを持つ。普通の駐車スペースだと収まらない。もちろん狭い道など入れないと考えてよかろう。毎日の足として使おうとすると、走れない道も多くなってしまう。
エンジンは伝統ある6.7リッターという排気量を持つBMW開発の12気筒で、460馬力を発生。走行中、エンジン音ほとんど聞こえず。乗ると「どうやったらこんな滑らかな乗り心地になるのか?」と思う。私のようにヒネたクルマ好きでも、ファントムだけは別格の乗り心地だと感心しきり。
価格は標準仕様で4725万円(普通は500万円程度のオプションを付ける)。絶対的な金額からすれば猛烈に高いものの、コストパフォーマンスで評価すると十分納得できる。しかもこれほど「解りやすい」乗り物はないです。毎日ファントムのハンドルを握れるなら運転手さんをやってもいいと思うほど。
贅を尽くしたロールスロイス ファントムのインテリア
「ベビー」ロールス登場で人気に拍車
ベビーロールスこと「ロールスロイス ゴースト」のインテリア
先日「小さい」ロールスロイスである『ゴースト』に試乗した。小さいと言っても全長5399mm×全幅1978mm×全高1550mmで、ベンツSクラスのロングボディより少し大きい。ファントムと並べれば小さい、というだけで、ロールスロイスの威厳をキッチリ持つ。
搭載されるエンジンは6.6リッター12気筒ツインターボの570馬力! 8速ATと組み合わされ、0-100km/hをスポーツカー並の4.9秒で走りきるから速い。徹底的にフォーマルなファントムと違い、ベンツSクラス程度の使い勝手を持つ。それでいて乗り心地はキッチリとロールスロイス!
5.5リッターターボの12気筒517馬力馬力エンジンを搭載する『S600ロング』が2050万円することを考えれば、ゴーストの2900万円は決して高くない。ゴーストとSクラスを比べると、マークXとクラウンくらいの差があります。お金に余裕あれば迷うことなくゴーストを選ぶ。
ちなみに2010年にロールスロイスが最も売れた地域はアジア(国別では中国2位。日本5位)だという。2位アメリカ。3位中東。どうやったら乗れるか? 香港のペニンシュラホテルで送迎を頼むと、ファントムです(東京のペニンシュラも2台持っており、空車なら2km圏内の送りは無料)。
搭載されるエンジンは6.6リッター12気筒ツインターボの570馬力! 8速ATと組み合わされ、0-100km/hをスポーツカー並の4.9秒で走りきるから速い。徹底的にフォーマルなファントムと違い、ベンツSクラス程度の使い勝手を持つ。それでいて乗り心地はキッチリとロールスロイス!
5.5リッターターボの12気筒517馬力馬力エンジンを搭載する『S600ロング』が2050万円することを考えれば、ゴーストの2900万円は決して高くない。ゴーストとSクラスを比べると、マークXとクラウンくらいの差があります。お金に余裕あれば迷うことなくゴーストを選ぶ。
ちなみに2010年にロールスロイスが最も売れた地域はアジア(国別では中国2位。日本5位)だという。2位アメリカ。3位中東。どうやったら乗れるか? 香港のペニンシュラホテルで送迎を頼むと、ファントムです(東京のペニンシュラも2台持っており、空車なら2km圏内の送りは無料)。
人気を後押しした「小型」のロールスロイス、「ロールスロイス ゴースト」
【関連記事】
- 【ロールスロイス 新型「ゴースト」 新車情報】ドライビングも楽しめる最もパワフルなロールスロイス、「ゴースト」現る![2009.10.01/CORISM]
- 【ロールスロイス ファントム クーペ 新車情報】「ファントム」シリーズ第四弾は優雅なクーペ!『ファントム クーペ 』日本初披露![2008.07.18/CORISM]
- 【ロールスロイス ファントム ドロップヘッド クーペ 新車情報】究極のコンバーチブル『ファントム ドロップヘッド クーペ 』、日本初公開![2007.07.19/CORISM]
- 【速報】デトロイトモーターショー07:ロールスロイス・ファントム・ドロップヘッド・クーペ[2007.01.10/CORISM]
- 東京モーターショー 速報 ロールスロイス ファントム・エクステンデッドホイールベース[2005.10.22/CORISM]
(レポート:国沢 光宏)
【オススメ記事】
- フォルクスワーゲン ポロ新車情報・購入ガイド ついに全長4m越えに! 3ナンバー化した6代目新型ポロは、1.0L直3ターボを搭載【ニュース・トピックス】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
【関連記事】
- ミニ(MINI)ミニ新車情報・購入ガイド 外装リフレッシュで可愛らしさを大幅アップしたマイナーチェンジ【ミニ】
- ランドローバー ディフェンダー新車情報・購入ガイド 武骨と洗練のハイブリッドスタイル!【ランドローバー】
- ミニ クラブマン新車情報・購入ガイド プレミアム感を大幅向上させたマイナーチェンジ!【ミニ】
- ジャガー I-PACE試乗記・評価 超快速EV誕生!【ジャガー】
- 「クルマ好き女子が、初めてMINI体験!」MINI JCW(ミニ ジョン・クーパー・ワークス)試乗記・評価 【ミニ】
- 「走りの質はそのままに、経済&実用性が大幅に向上」 MINI COOPER D試乗記・評価 【ミニ】
- 「際立つゴーカートフィール!」 MINI JCW(ミニ ジョン・クーパー・ワークス)試乗記・評価 【ミニ】
- ミニ(MINI) クーパー/JCW試乗記・評価 新ミッション搭載で、よりキレの良い走りへと進化【ミニ】
- レンジローバー ヴェラール試乗記・評価「英国流の美しさと力強さを兼ね備えたSUV」【ランドローバー】
- ミニ ミニ新車情報・購入ガイド 人気オプションを装備したお買い得感十分な特別仕様車サザーク(Southwark)デビュー [CORISM]【ミニ】
【オススメ記事】
- ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV【ホンダ】
- 日産エクストレイル(T33型)vs トヨタ ハリアーハイブリッド(80系)徹底比較!【対決】
- 日産フェアレディZ新車情報・購入ガイド 2025年モデルが登場! 納期は? 転売ヤー対策は?【日産】
- BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!【BMW】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、栄えある10ベストカーが決定! 今年のナンバー1は、どのクルマに!?【イベント】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、ノミネート車31台が決定!【イベント】
- マツダCX-80試乗記・評価 すべてに大人の余裕を感じた国内フラッグシップ3列SUV【マツダ】
- 三菱 アウトランダーPHEV新車情報・購入ガイド 大幅改良&値上げ。それでも、コスパ高し!!【三菱】
- スズキ フロンクス試乗記・評価 価格、燃費値を追加。欧州プレミアムコンパクトに近い上質感【スズキ】
- 日産セレナAUTECH SPORTS SPEC新車情報・購入ガイド 走りの質感を大幅向上した特別なモデル【日産】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!