デフレ時代の徹底節約宣言! 保険やガソリン代でトクするクルマ選び

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【生活・文化】2010/08/07

 

保険もガソリン代もちょっとした工夫でおトクに!

 物価も給与も下がる時代だからこそ、スマートで賢いカーライフで対抗したい。世間は温暖化、エコなどの環境問題に注目が集まっているが、実はロハスな生活とおトクなクルマ生活は意外に深い関係。それが結局、節約のポイントにもつながるのだ。
まずは保険。10月からは大手損保などで値上げが始まるため、黙っていては余計な出費は避けられない。定期点検時などにディーラーが代理店を務める保険に入ると楽だが、特に安い印象はない。そんな中で、トレンドはネットなどの直販型だ。リスク細分型保険はもはや常識だが、同条件でも会社によって保険料が異なる。若者や高級車オーナーなど、それぞれターゲットが違うためで、価格.comの一括見積もり などで複数の保険会社を比較してみると、数万円も保険料が違うことなんてザラだ。しかもネットから申し込めば通常料金よりも最大7000円程度割引の場合もある。
さらに、保険料改正前の今なら1年契約よりも3年契約の方がいい。安いうちに入ることで、プラス2年分の“差額”がトクになるからだ。実際の値上げ額にもよるが、年間で4000〜5000円。2年分で約1万円だから、2〜3回は飲みに行ける金額が浮く。

GSのクレジットカードやプリペイドカードでガソリン代も節約

ソニー損保
 ガソリン代については、ちょっとした心がけの効果が大きい。急加速や急ブレーキをやめるなどのエコドライブや、無駄な荷物をトランクに積みっぱなしにしない、タイヤの空気圧をこまめにチェックするなど、燃費は細かいことの積み重ねで向上する。ぜひ習慣化したい。
ガソリン代そのものについては、ガソリンスタンドのクレジットカードを入手して特典を活用するのは常識だ。たとえば出光SSで使える「まいどプラス」はガソリンと軽油が2円/L値引き。入会後1ヶ月間は5円/L値引。わずか、2円/Lでも年間1,000L給油すると、2000円以上は安くできる。また、各種カードのポイントを組み合わせるとそれ以上の効果がある。
インターネット上で、クレジットカード比較大辞典 など、クレジットカードの比較ができるサイトがあるので、色々調べて自分にピッタリのカードを選ぶといいだろう。

カードを作れば百貨店の駐車場代も安くなる!

駐車場料金表
 加えて、気になるのが駐車場代だが、「好条件は高い」という定石を逆手に取れば、この固定費も節約できる。舗装状態によって、たとえばアスファルトよりも砂利や土の方が安く、屋根や街灯の有無などでも料金は違ってくる。さらに電柱や木の下などは避けたいオーナーが多いため安く、交渉次第ではさらに安値を引き出すことも可能だ。入り口側よりも奥の方が防犯面で安心できるため、料金に反映されている場合もある。街中では、デパートなどの駐車場を上手く使おう。「○円以上の買物で1時間無料」などの条件があるが、何も買う物がない場合は商品券を購入する。駐車場代を無料化することができ、次回の買い物にも使える。
セゾンのゴールドカードは西武百貨店の駐車場が3時間無料に、タカシマヤカードは高島屋の駐車場が2時間無料になるが、いずれも年会費がかかる。そこでオススメなのが丸の内カード。年会費無料で丸ビルをはじめ大手町〜有楽町エリアをカバーする「丸の内パークイン」が1時間無料になる。そのあたりが行動範囲なら、持っておいて損はないだろう。
クルマそのものに目を向けると、圧倒的に燃費で有利なハイブリッドカーやコンパクトカーの人気は依然続行中。とはいえ、エコカー減税の恩恵もあって高まった新車需要はいつまでも続かない。エコカー補助金が終了する9月以降は中古車人気が戻ると予想されるのだ。クルマ関連の費用で一番大きいのはやはり購入費。新車よりも割安な中古車ならば気軽に乗れるため、駐車場のデメリットなども気にならないという人も多い。トータルで考えたとき、経費削減への一番の近道になることは間違いない。

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】

【関連記事】

【オススメ記事】