今、一番売れている人気クルマ ランキング【2016年9月国内新車販売台数分析】 絶対王者「プリウス」まさかのナンバー1から陥落!! 奪取したのはあのクルマ!
プリウスを抑え、ナンバー1の座を奪取したのはホンダN-BOX!
ホンダN-BOX新車情報・試乗評価一覧
■2016年9月の新車販売台数 *自販連、全軽自協調べ ( )内前年同月比
1)N-BOX系 ・・・・・・ 20,406台(116.9%)
2)プリウス系 ・・・・・20,043台(211.7%)
3)アクア ・・・・・・・15,493台( 84.5%)
4)シエンタ ・・・・・・12,290台(109.0%)
5)タント ・・・・・・・12,034台( 86.8%)
6)デイズ系 ・・・・・・10,939台( 78.9%)
7)フィット ・・・・・・10,226台(119.7%)
8)ヴォクシー ・・・・・ 9,525台(117.3%)
9)アルト ・・・・・・・ 8,632台( 88.7%)
10)スペーシア ・・・・・ 8,396台(105.4%)
11)N-WGN ・・・・・・・・8,361台( 93.4%)
12)ハスラー ・・・・・・ 8,317台(108.9%)
13)ヴェゼル ・・・・・・ 8,296台(131.5%)
14)パッソ ・・・・・・・ 8,164台(213.0%)
15)カローラ ・・・・・・ 8,117台( 82.2%)
16)セレナ ・・・・・・・ 6,488台(105.8%)
17)ワゴンR ・・・・・・・6,379台( 61.7%)
18)ムーヴキャンバス ・・ 6,258台(-------)
19)ミラ系 ・・・・・・・ 6,002台( 73.5%)
20)ステップワゴン ・・・ 6,014台(104.9%)
21)エクストレイル ・・・ 5,959台( 85.8%)
22)ヴィッツ ・・・・・・ 5,398台( 92.0%)
23)デミオ ・・・・・・・ 5,634台( 84.4%)
24)ノート ・・・・・・・ 5,554台( 61.6%)
25)ノア ・・・・・・・・ 5,383台(108.2%)
26)ムーヴ系 ・・・・・・ 5,240台( 61.7%)
27)ソリオ ・・・・・・・ 5,196台(111.3%)
28)キャスト ・・・・・・ 5,058台( 72.6%)
29)ヴェルファイア ・・・ 4,865台(104.6%)
30)エスクァイア ・・・・ 4,749台(100.4%)
31)アクセラ ・・・・・・ 4,694台(151.6%)
32)eKワゴン系 ・・・・・ 4,315台( 82.3%)
33)クラウン ・・・・・・ 4,164台(140.9%)
34)インプレッサ ・・・・ 4,102台(103.0%)
35)シャトル ・・・・・・ 4,079台( 65.0%)
36)アルファード ・・・・ 3,881台( 85.8%)
37)ハリアー ・・・・・・ 3,833台( 64.0%)
38)フリード ・・・・・・ 3,466台( 88.4%)
39)ウェイク ・・・・・・ 3,226台( 82.4%)
40)エスティマ ・・・・・ 3,019台(196.7%)
41)オデッセイ ・・・・・ 2,963台(246.3%)
42)レヴォーグ ・・・・・ 2,604台( 69.9%)
43)ランドクルーザー ・・ 2,513台( 92.3%)
44)フォレスター ・・・・ 2,190台(178.2%)
45)ピクシス系 ・・・・・ 2,188台(129.6%)
圧倒的な販売台数で、しばらくの間トップの座は安泰と思われていたトヨタ プリウスがまさかのナンバー1から陥落した。
プリウスからナンバー1の座を奪取したのは、ホンダN-BOXだ。N-BOXは 20,406台を売り、前年同月比116.9%と好調を維持している。ただし、N-BOXは2011年デビューで、すでにモデル末期に入っている。性能面的にも、25.6㎞/Lという燃費値で、このクラストップのスペーシアの燃費32.0㎞/Lと比べるとやや差が広がっている。こうした状況化の中で、これだけ好調を維持しているのは、値引き額も大きくなっていることもあるが、完全に軽自動車の定番モデルになったということかもしれない。
メーカー別乗用車では、相変わらずトヨタが好調。128,429台を売り前年同月比111.5%となった。アクアの販売台数が落ちてきたこともあり、小型車は96.1%と前年比割れとなった。
前年比80.4%と大きく落としているのが日産。期待された新型セレナが不具合発生で一時出荷停止になったことや、軽自動車のデイズ系が不調のまま。ノートも新型モデルの投入前ということもあり、61.6%と大きく落としたことが要因。10月は新型セレナが通常の販売に戻っているので期待できる。また、11月にはノートにe-POWERと呼ばれるシリーズハイブリッドが投入されるので、年末に向け日産がどこまで販売台数を伸ばせるのか注目したい。
輸入車で好調なのは、BMW グループ。ミニが前年同月比135.6%と絶好調で2,741台を売り、アウディに次ぐ販売台数を確保。ブランド別では5位となった。BMWも好調で6,050台を売り、前年比113.8%。BMWとミニブランドを足すと9,000台に近い販売台数になり、メルセデス・ベンツとスマートと同等の販売台数になってきている。
相変わらずクリーンディーゼル 不正問題の余波から抜け出せないでいるのがフォルクスワーゲン。販売台数は5,046台。前年比84.3%となった。輸入車ナンバー1から陥落後、BMWにも抜かれ3位のメーカーとなってしまった。
隙なしのトヨタ勢。販売台数ベスト10内に4車種がランクイン!
トヨタC-HR新車情報・試乗評価一覧
前年同月比111.5%となった好調トヨタ 。販売台数ベスト10内に入った車種は、プリウスにアクア、シエンタ、ヴォクシーと4台がランクイン。ベスト10に入ったモデルの内、軽自動車が5台。つまり、登録車でベスト10に入った5台の内4台がトヨタ車という圧倒的な人気を誇っている。残りの1台はホンダ フィットが意地のランクインといったところ。
10月からの下半期に入るが、トヨタの独走状態が続きそうだ。年末年式かけ、新型車やマイナーチェンジ、改良モデルが相次いで投入される。とくに注目されるのが、プリウスをベースにしたSUV である新型トヨタC-HR。すでに話題となっていて、発売直後からイッキにベスト10内に入ってきそうなモデルだ。また、プリウスにPHV モデルも投入される。トヨタは盤石な体制で下期を迎える。
トヨタ プリウス新車情報・試乗評価一覧
トヨタ アクア新車情報・試乗評価一覧
トヨタ シエンタ新車情報・試乗評価一覧
一時不具合が発生した新型セレナ。10月は期待大。そして、11月にはノートにハイブリッド車が投入される!
日産ノートe-POWER予想レポート
本来新型セレナでイッキに販売台数を伸ばしたかった日産 だが、セレナの不具合で一時出荷停止になり、前年比80.4%と大きく落としてしまった。だが、すでに不具合は解消。10月の販売台数は期待できるはずだ。
三菱eKシリーズと姉妹車関係にあるデイズシリーズは、三菱の燃費不正問題の影響が続いており、未だ販売台数は大きく落ち込んだまま。販売台数という面では、かなりボリュームのあるモデルなので、しばらくは厳しい状況が続きそうだ。
11月以降は、日産もノートがベスト10内を狙えるクルマが登場する。コンパクトカー のノートが一部改良するのと同時に、e-POWERと呼ばれるシリーズハイブリッド車が投入される。圧倒的な人気を誇るアクアと対等に勝負ができるハイブリッド車 が登場することで、日産としてはフィットを抑えベスト5内には入りたいところだ。このノートのハイブリッド車とセレナで日産は年末年始にかけ販売台数を伸ばしていくはずだ。
オデッセイ好調維持! 10月以降、フリードの販売台数に期待
前年比105.8%と好調なホンダ。この好調を支えているのは、N-BOXなどの軽自動車 とヴェゼル、オデッセイだ。オデッセイは、ハイブリッドモデルが登場してから好調が続いており、前年比246.3%という数値となった。また、ステップワゴンも持ち直してきた。
ただし、小型車は苦戦中。前年比で119.7%という数値を出したフィットだが、販売台数は10,226台。アクアがハイブリッド車だけで1.5万台を売るのだから、ガソリン車も含んだフィットなら、もう少し販売台数を伸ばしておきたいところだろう。
また、フリードがフルモデルチェンジ時期ということもあり、販売台数を落としている。ただし、10月は新型に切り替わったことで、大きく販売台数を伸ばすことは確実だ。
【関連記事】
- 今、一番売れている人気クルマ ランキング【2016年8月国内新車販売台数分析】 トヨタ売れているクルマベスト10内に5車種も! スズキは軽依存から脱却を狙う!?
- 今、一番売れている人気クルマ ランキング【2016年7月国内新車販売台数分析】 トヨタ圧勝! 血を流し続けるマツダ。9月以降に復活の兆しがみえる日産、ホンダ
- 今、一番売れている人気クルマ ランキング一覧
- ホンダN-BOX新車情報・試乗評価一覧
- トヨタ プリウス新車情報・試乗評価一覧
- トヨタ アクア新車情報・試乗評価一覧
- トヨタ シエンタ新車情報・試乗評価一覧
- 日産ノート新車情報・試乗評価一覧
- 日産セレナ新車情報・試乗評価一覧
- ホンダ フリード新車情報・試乗評価一覧
- ホンダ オデッセイ新車情報・試乗評価一覧
- トヨタC-HR新車情報・試乗評価一覧
- ハイブリッド新車情報・試乗評価一覧
- クリーンディーゼル新車情報・試乗評価一覧
- 軽自動車新車情報・試乗評価一覧
- コンパクトカー新車情報・試乗評価一覧
【オススメ記事】
- フォルクスワーゲン ポロ新車情報・購入ガイド ついに全長4m越えに! 3ナンバー化した6代目新型ポロは、1.0L直3ターボを搭載【ニュース・トピックス】
- 三菱エクリプスクロス試乗記・評価 さすが4WDの三菱! 豪快にリヤタイヤを振りだすような走りも楽しめる絶妙なS-AWCに脱帽!【レビュー】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.6】 日差リーフの実電費チェック! (一般道編)コツコツ電費を稼ぐe-Pedal【評論家ブログ : 日産リーフ】
- メルセデス・ベンツSクラス新車情報・購入ガイド 約20年振りの直6エンジンに、ISGを組みあわせた次世代エンジンを搭載!【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.5】 日差リーフの実電費チェック! (高速道路編)実電費アップは、こだわりの空力性能にあり!【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 三菱エクリプスクロス新車情報・購入ガイド スタイルに走り、装備とスキ無しの完成度を誇るコンパクトSUV。ガソリン車だけしかないことが、唯一の弱点?【ニュース・トピックス】
- 【日産リーフ 長期評価レポートvol.4】 30歳代クルマ好き女性、初めての電気自動車! その評価は?【評論家ブログ : 日産リーフ】
- 日産セレナe-POWER新車情報・購入ガイド ついに、シリーズハイブリッドシステムを搭載したセレナ! 5ナンバーミニバン、ハイブリッド車戦争へ加速!!【ニュース・トピックス】
- マツダCX-8試乗記・評価 際立つ運転のしやすさ! こだわりの「躍度」を雪上でチェック!【レビュー】
- 日産テラ(TERRA)新車情報・購入ガイド ナバラベースのSUV中国でデビュー! 日本への導入は?【ニュース・トピックス】
【関連記事】
- 2020年2月、新車販売台数ランキング 1万台オーバーは「軽自動車」だけ!【ビジネス・経済】
- 2020年1月、新車販売台数ランキング 最繁忙期直前に不安の残る結果【ビジネス・経済】
- 2019年1~12月、年間新車販売台数ランキング N-BOX、圧倒的ナンバー1の座にゆるぎなし!【ビジネス・経済】
- 2019年12月、新車販売台数ランキング カローラ好調! トヨタ1強状態続く【ビジネス・経済】
- 2019年11月、新車販売台数ランキング トヨタ1強他弱感、蔓延中!【イベント・モーターショー】
- 2019年10月、新車販売台数ランキング クラウン危機! 昨年の約25%しか売れていない!【イベント・モーターショー】
- 2019年9月、新車販売台数ランキング 上半期、人気5ナンバーミニバンナンバー1の座は?【ビジネス・経済】
- 2019年8月、最も売れたクルマは? セダンが売れない! クラウンさえも急降下中!!【ビジネス・経済】
- 2019年7月、最も売れたクルマは? N-BOXだけが2万台越え! 圧倒的な販売台数を記録【ビジネス・経済】
- 2019年6月、最も売れたクルマは? プリウス人気復活の影で、アクア不調?【ビジネス・経済】
【オススメ記事】
- ホンダWR-V試乗記・評価 大満足か後悔か? 成功か失敗か? 見極め重要なコンパクトSUV【ホンダ】
- 日産エクストレイル(T33型)vs トヨタ ハリアーハイブリッド(80系)徹底比較!【対決】
- 日産フェアレディZ新車情報・購入ガイド 2025年モデルが登場! 納期は? 転売ヤー対策は?【日産】
- BMW M2クーペ(G87)試乗記・評価 「サーキットで乗ってみたい!」クルマ好き女子が試乗!【BMW】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、栄えある10ベストカーが決定! 今年のナンバー1は、どのクルマに!?【イベント】
- 2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー、ノミネート車31台が決定!【イベント】
- マツダCX-80試乗記・評価 すべてに大人の余裕を感じた国内フラッグシップ3列SUV【マツダ】
- 三菱 アウトランダーPHEV新車情報・購入ガイド 大幅改良&値上げ。それでも、コスパ高し!!【三菱】
- スズキ フロンクス試乗記・評価 価格、燃費値を追加。欧州プレミアムコンパクトに近い上質感【スズキ】
- 日産セレナAUTECH SPORTS SPEC新車情報・購入ガイド 走りの質感を大幅向上した特別なモデル【日産】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!