英国のLOTUS(ロータス)車を製造するGROUP LOTUS PLCは9月17日、同社の「LOTUS Elise R(ロータス エリーゼR)」に搭載するトヨタ製2ZZ-GE型エンジンが生産終了してしまうことを受けて、トヨタ自動車 豊田 章男 取締役社長に、そのLOTUS Elise Rの最終生産記念モデルを、東京半蔵門の英国大使館 大使公邸にて贈呈した。
　トヨタ自動車とロータス社は、1981年の2代目「セリカXX(ダブルエックス)」の設計・性能向上において技術協力したほか、ロータスのスポーツカー「エリーゼ」や「エキシージ」「エヴォーラ」などにトヨタ製エンジンを共有するなど、30年に渡る協力関係を築いてきた。今回の贈呈は、長年の功績への感謝の意を込めた特別な贈り物で、強い絆の象徴であるとGROUP LOTUS PLCのダニー・バハー グループ代表CEOは説明する。またバハー氏は今後もトヨタとの信頼関係を続け、新たな時代の幕開けを迎えるとも話した。