究極のエコカー、世界初公開【トヨタFCV-R】東京モーターショー出品車

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【トヨタ】2011/11/26

 

燃料電池車を再びアピール!

トヨタFCV-R

 トヨタは、セダンタイプの燃料電池車FCV-Rを東京モーターショーで世界初公開する。燃料電池車は、水素を燃料に自ら発電しモーターで走行する。

水素は、多様な原料から作ることができ、貯蔵・輸送が可能な、将来の有力なエネルギーとしてトヨタは捉えており、水素を燃料とし、走行中に排出ガスやCO2を出さない燃料電池自動車(FCV)の開発・導入を推進していくという。

トヨタFCV-Rは、2015年頃からの市場導入に向け、実用性の高い燃料電池専用車として提案するコンセプトモデルだ。専用ボディにFCユニットを床下に配置することで、広い荷室空間と4名乗車を可能とした高効率パッケージもつ。70MPaの高圧水素タンクを搭載し、燃料電池スタックの効率向上により航続距離は約700km以上を達成する(JC08モード走行。社内測定値)。ボディサイズは、全長4,745mm×全幅1,790mm×1,510mm、ホイールベース2,700mm。

一時期は究極のエコカーとして脚光を浴びていた燃料電池車だが、燃料となる水素を貯蔵するステーションなど、インフラを含め多くの高いハードルがあった。その間、トヨタVSホンダのハイブリッド戦争や、世界初の量産EVである日産リーフの登場など、より現実的な未来へと関心が移ってきた。そんなこともあり、少し忘れかけられていた燃料電池車を再びアピールするFCV-R。これからの進化が、楽しみな1台でもある。

トヨタFCV-R
トヨタFCV-R
トヨタFCV-R

 

トヨタFCV-R
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トヨタFCV-R
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トヨタFCV-R

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(レポート:CORISM編集部

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