2012年3月18日、日本導入発表決定!アルミボディで軽量化&低燃費になった高級オープンカー【新型メルセデス・ベンツSL新車情報】 [CORISM]

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【メルセデスベンツ】2011/12/26

700Nmという大トルクが生み出す走りに期待大!

 メルセデス・ベンツは、高級オープンカー新型メルセデス・ベンツSLを発表した。

 新型SLの最大の特徴は、メルセデス・ベンツ初となるアルミボディを採用したことだ。軽量化は、クルマの運動性能や燃費にも大きく影響を与える。今回デビューしたSL500が前モデルより約125Kg、SL350が140kg軽量化されている。この軽量化により、SL500が1785kg、SL350は1685kgとなった。

 搭載されるエンジンは、ハイパワー化しながらも低燃費化も施されている。SL500に搭載される新V8ツインターボエンジンは、従来モデルより800ccほど少ない4663 ccとなった。しかし、パワー435馬力、700Nmというパワーと大トルクを発揮する。とくに、トルクは約32%ものアップ。700Nmというと、自然吸気エンジンならば7.0Lクラスだ。この大トルクにモノを言わせ、低回転でのエンジンを使用することで、低燃費化に貢献している。前モデルに比べ22%もの低燃費化された。

 SL350には、V6の3.5Lエンジンが搭載される。すでにEクラスにも搭載されているエンジンだ。このエンジンは、306馬力と370 Nmのトルクを発揮する。Eクラスの10・15モード燃費が12.6km/Lなので、多少SL350の方が軽量なので、若干燃費がアップすると思われる。この燃費は前モデルより、約30%も向上した。この2つのエンジンは、両方共アイドリングストップ機能であるECOスタート/ストップ機能が装着される。

0-100km/h加速は、SL350で5.9秒。SL500にいたっては、4.6秒との俊足ぶり。このタイムは映画007や東京モーターショーで話題になったハイブリッドカー、BMW i8コンセプトと同じだ。

 ルーフは静粛性にも定評のあるハードトップのバリオルーフ。開閉は20秒以下だ。このバリオルーフには、すでに発表されているSLKにも設定されたマジックスカイも用意される。マジックスカイは、スイッチひとつでルーフの濃淡をコントロールできる。また、SL350のCD値は0.27とクラストップレベルを実現。CD値は燃費にも影響する。

 安全性もメルセデス・ベンツの最新技術が投入されている。危険を察知し自動ブレーキかけるプレセーフブレーキも装備している。

 新型メルセデス・ベンツSLは、高級オープンカーだ。低燃費時代の現在、昔のようにいたずらに排気量を上げパワーアップすることはできない。しかし、パワーを求める富裕層がいるのも事実。マーケットの要望と、環境維持というメーカーの責任を果たさなくてはならな難しい時代だ。今回の新型SLには、SLK55AMGに搭載されたシリンダーシャットオフシステムは搭載されていないようだ。これほどの高級車ほど、早くこういった技術をドンドン採用して欲しい。

<新型メルセデス・ベンツSL 欧州価格>

・SL 350 BlueEFFICIENCY: 93,534ユーロ
・SL 500 BlueEFFICIENCY:117,096ユーロ

新型メルセデス・ベンツSL
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新型メルセデス・ベンツSL
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新型メルセデス・ベンツSL
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2012年3月18日、日本導入発表決定!アルミボディで軽量化...

新型メルセデス・ベンツSL
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新型メルセデス・ベンツSL
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(レポート:CORISM編集部

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