三菱自動車は、4月19日に開幕した「2011年上海モーターショー」に「MITSUBISHI Concept Global Small(三菱コンセプト・グローバル・スモール)」を中国初公開するとともに、「パジェロ・スポーツ」を参考出品した。
　三菱コンセプト・グローバル・スモールは、3月に開催されたジュネーブショーで世界初公開されたコンセプトカーで、今回中国初公開となるのはすでにお伝えしたとおり。

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　「パジェロ・スポーツ」は、初代が「チャレンジャー」の名で日本でもかつて販売されていたSUVで、三菱ブランドによる初の中国現地生産車としても知られる。今回上海ショーに出品されたのは、2008年のモスクワ・モーターショーで世界初披露された2代目。『ハイスピード･オフローダー』をコンセプトに、ピックアップトラック「トライトン」をベースに開発され、新開発ラダーフレーム構造の採用で高い耐久性と信頼性を実現している。3.2リッターと2.5リッターのコモンレール式直噴ディーゼルエンジン、3.5リッターV6ガソリンエンジンの3種類のエンジンを用意。タイ工場で生産され、タイやロシア、中南米などで販売されている。
　このパジェロ・スポーツについては、今年中にも中国市場に新たに投入される模様だ。
　トライトンが一定数逆輸入され、好評を得ていたことからも、このパジェロ・スポーツも日本導入が期待される。三菱販売店もほとんど新型車がないことからも、期待は大きい。

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