日産は、高級セダン「フーガ」と、人気ミニバン「セレナ」の『認定中古車制度』を12月1日より開始した。認定中古車制度は、良質で価値の高い中古車を提供することでユーザーが安心して購入出来るための仕組みと日産では説明する。いっぽうで、中古車の価値(リセールバリュー)を高め、下取り価格相場を高く維持しようという目的もあるとみられる。既に10月より「エルグランド」で開始している日産の認定中古車制度 だが、今回新たに2車種が追加された。日産が一定の品質を守るための認定基準をクリアした良質な車両に対し、認定車特典を付加する。
　日産の認定中古車の認定基準は、1.事故修復歴なし、2.走行距離5万km以内、3.外観、内装がAIS社(株式会社オートモビル・インスペクション・システム)の車両評価基準で評価点4.5点以上※の3点全てをクリアした車両。これらの車両には、室内消臭加工(6ヶ月)とエアコン洗浄を実施し販売する。
[※新車の状態を10点基準とし、一般的な中古車店での展示車は4点から3.5点程度の評価]

【参考】
■GET-U[日産自動車 中古車販売]

■AIS社(株式会社オートモビル・インスペクション・システム)