プジョー308スポーティアム新車情報 またバーゲン!? 大幅装備向上で価格据え置きの150台限定車 [CORISM]
お買い得感は高いが、限定感は低い。そのカラクリとは?
プジョー308は、プジョーの主力となる中型サイズの5ドアハッチバックモデル。ベースとなる現行の308は、2008年に日本マーケットに導入。すでに、4年が経過して、モデル後期に突入している。308は多彩なラインアップをもっていおり、5ドアハッチバックの他SW(ステーションワゴン)、CC(オープンモデル)も用意されている。モデル途中まで、3ドアハッチバックでスポーツモデルのGTiも用意されていた。
308スポーティアムは、308の上級グレードで6ATのプレミアムをベースに、内外装をスポーティな仕様としている。エクステリアは、新たに採用されたダークグレーの17インチアロイホイールと、水平クロームラインが追加されたフロントグリルでアップグレードされている。加えて、ハッチバックモデルにはリアルーフスポイラーも装備している。
また、インテリアは、レザーステアリングの他、アルミペダルやステップガードも追加。さらに、シートはスポーツタイプのハーフレザーシートを採用。このシートとフロアマットに、個性的な赤いアクセントステッチが施され、限定車ならではの特別感を高めているという。
価格は、上記約30万円相当の装備を付加しながら、ベースモデルの「Premium」から据え置き。「308Premium Sportium」が279万円、「308SW Sportium」が299万円と買い得感のある設定としている。
搭載されるエンジンは、ターボ付1.6L、トランスミッションは6速AT、右ハンドル仕様。ボディカラーは、ビアンカ・ホワイト、ペルラ・ネラ・ブラック、エジプシャン・ブルーの全3色。
超円高を背景にしているとはいえ、30万円相当の装備が追加されているのは、確かにお買い得感は高い。しかし、この限定車とほぼ同じ限定車が、2012年1月にも発売されたばかり。微妙にホイールのデザインが違ったりするのだが、基本的に同じなので限定感はあまりない。
限定車というメリットより、実質金利2.39%の元金一部据え置き型ローンや、プジョー・メンテナンス・プログラムを無償付与する「プジョー・メンテナンス・プラス」、10万円の購入サポートをする「グリーンボ-ナス・キャンペーン」、「308ナビプレゼント・キャンペーン」などの購入サポートキャンペーンが適用されるメリットのほうが大きい。
毎度のことだが、よく出る限定車なのに、商談中に限定車だから値引きできないなどと、センスのないコメントが営業マンから出る場合が多い。超円高とはいえ、一度決めた価格を簡単に引き下げることができないことから、こういった限定車が生まれる。ライバルVWゴルフなどと、価格差を装備で補う手法が取られている。買い手側が有利に商談を進めるには、限定車とはいえシッカリとVWゴルフなどと競合させ、一定以上の値引き額を確保することが、損をしないためのテクニックだ。
5ドアHB 2,790,000円
SW 2,990,000円
<プジョー308 Sportium特別装備品>
■エクステリア
・ 17インチアロイホイール(タイヤサイズ:225/45 R17)
・ 水平クロームライン入りフロントグリル
・ 「Sportium」限定車エンブレム(左右フロントドア)
・ リアルーフスポイラー (HBに追加装備)
・ スーパーティンテッド・リアガラス(HBに追加装備)
■インテリア
・ アルミペダル&フロントドアステップガード
・ クルーズコントロール(SWに追加装備)
・ アクセントステッチ入りレザーステアリング
・ アクセントステッチ入りハーフレザーシート&フロアマット
・ ホワイトメーター
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