トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド新車情報・購入ガイド スタイリッシュなインテリアとなった特別仕様車「Style ASH(アッシュ)」デビュー [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【トヨタ】2016/06/18

■3代目ハリアー、高級SUV路線を突き進む!

トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド特別仕様車Style ASH(アッシュ)
 トヨタは人気SUVのハリアーにPREMIUMグレードをベースにした特別仕様車 PREMIUMとPREMIUM“Advanced Package”をベースにした“Style ASH(アッシュ)”を設定し発売を開始した。

 トヨタ ハリアーは、2014年1月にフルモデルチェンジがされた。初代ハリアーは、1997年にデビュー。北米で売られていた高級SUVレクサスRXと同じモデルだった。高級SUVの国内モデルということもあり、初代ハリアーはヒットモデルとなる。その後、2代目ハリアーは2003年に登場。2代目も当然のように人気モデルの道を加速した。その後、姉妹車だったレクサスRXがフルモデルチェンジされ3代目となった。しかし、レクサスRXは、ハリアーとの姉妹車関係に決別。独自の道を進むことになる。トヨタブランドでは、ヴァンガードが投入し、ハリアーの後釜を狙うもハリアー顧客には見向きもされず、現在では販売されていない。そんな、まさかの展開になり、2代目ハリアーは、なんと9年もの間、国内で販売されるロングセラーモデルとなる。

 3代目ハリアーは、高級SUVとしての価値を徹底的に研究。ほぼ国内専用車として登場した。先代ハリアーの良さは継承しながら、より日本人好みで使いやすい高級SUVとなった。3代目ハリアーに搭載されたエンジンは、2.5Lハイブリッドと2.0Lガソリン。ハイブリッド車は、21.4㎞/L。ガソリン車のFFモデルは16.0㎞/Lとなっている。

トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド特別仕様車Style ASH(アッシュ)
トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド特別仕様車Style ASH(アッシュ)
トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド特別仕様車Style ASH(アッシュ)

トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド特別仕様車Style ASH(アッシュ)

■若々しくスタイリッシュなインテリアを得た特別仕様車ハリアーStyle ASH(アッシュ)

 特別仕様車トヨタ ハリアーStyle ASH(アッシュ)は、主にインテリアに変更を加えている。内装は、グレー基調とし、滑らかな風合いのウルトラスエードのシート表皮(ライトグレー・メイン材)と合成皮革(ウォームグレー)を組み合わせた専用シートとした。また、インストルメントパネル、ドアトリムなどに専用内装色ウォームグレーを採用したほか、随所にライトグレーのステッチを施して統一感を出している。さらに、ピアノブラック調の本革巻き3本スポークステアリングホイール、ブルーの輝きを持たせたヘアライン調加飾のシフトパネルを採用するなど、高級SUVらしいスタイリッシュな仕様としている。

 装備も充実させている。運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート(運転席4ウェイ電動ランバーサポート付)&マイコンプリセットドライビングポジションシステム(ステアリング・シート)や快適温熱シート(運転席・助手席)などが特別装備された。寒冷地だけでなくとも、快適温熱シートは冬場で活躍する機能だ。

 外観では、ブラック塗装に切削光輝を施した専用18インチアルミホイールを特別装備。外板色には特別設定色ブルーメタリックを含む全5色を設定した。

■高級SUVゆえに高価な価格帯。なんと少しの予算アップでレクサスNXもターゲットに!

 トヨタ ハリアーStyle ASH(アッシュ)の価格は、ハイブリッドの PREMIUM“Advanced Package・Style ASH”で4,692,109円。ベース車に対して約10万円のアップとなっている。価格アップはわずかだが、装備向上分相当といった印象だ。

 ハリアーの内装は、高級車の割には選択肢が少なくブラックかアイボリー系のどちらかになる。そういう意味では、特別仕様車ハリアーStyle ASH(アッシュ)が追加されたことで、選択肢が増えたことになる。高級車の顧客ほど、自分好みの仕様にしたいという欲求が強い傾向にあるので、選択肢が増えたことは良いことだ。

 トヨタ ハリアーの選び方。ハリアーは、ほぼ国内専用車ということもあり、価格設定は高めだ。とくに、ハイブリッド車はさらに高価な設定となっている。それでも、月販5千台ペースで売れ続けている人気車だ。ただ、デビュー当初こそ高額なハイブリッド車が約4割以上占めていたが、直近では2~3割程度に落ちてきている。これは、やはり価格が高いことが影響している。

 高級SUVであることを加味し装備面を考えると、やはりPREMIUM以上のグレードがお勧めだ。2.0LのFF車でも3,137,143円となっている。オプションのナビとプレミアムサウンドシステムを選択すると421,200円。レーダークルーズコントロールで108,000円と、必要と思われるオプションを選択すると370万円弱まで価格は上昇する。

 こうなると、さらに上級車種であるレクサスNX200tの4,280,000円に近付いてくる。NX200tは、ターボ車なので、力強さはハリアーの2.0Lガソリン車を上回る。短期の乗り換えなら、レクサスのリセールバリューは高いので、ハリアーのガソリン車で上級グレードという選択なら、多少無理してでも思い切ってレクサスNXという選択もありだ。NXは人気も高くリセールバリューも高いので、短期の乗り換えなら、価格差も若干縮まるだろう。ハリアーのハイブリッド車もガソリン車と同じ。ハリアーハイブリッド PREMIUM Advanced Package(4WD)の価格は4,591,963円。レクサスNX300hの価格はFFなら4,920,000円だ。

■特別仕様車トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド“Style ASH(アッシュ)”価格

■特別仕様車トヨタ ハリアー/ハリアーハイブリッド“Style ASH(アッシュ)”価格
・PREMIUM“Style ASH” 2.0Lガソリン FF 3,237,055円/4WD 3,431,455円
・PREMIUM“Style ASH” 2.5Lハイブリッド 4WD 4,132,473円
・PREMIUM“Advanced Package・Style ASH” 2.0Lガソリン FF 3,797,673円/4WD 3,992,073円
・PREMIUM“Advanced Package・Style ASH” 2.5Lハイブリッド 4WD 4,692,109円

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】