やっぱり売れる低燃費TSIをベースにスポーティグレード追加! 【VWシロッコR-Line新車情報】 [CORISM]

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【VW】2011/08/31

売れ筋の1.4L TSIエンジン搭載車をベースに、シロッコRのテイストを付加したシR-Line

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、VWシロッコの1.4L TSIエンジン搭載グレードシロッコ TSIをベースに、よりスポーティでダイナミックなスタイリングをまとった特別仕様車「シロッコ R-Line」を追加設定し販売を開始した。

 VWシロッコは2009年5月に、VWのスポーツカーとしてデビュー。そのアグレッシブで個性的なスタイルで、多くのファンを獲得している。その後、スポーツチューニングを施したシロッコRが追加された。

 そんなシロッコだが、今は低燃費時代。2LのシロッコRもよいが、低燃費の1.4L TSIも捨てがたい。ユーザーには、そんな葛藤があっただろう。そこで、登場したのがシロッコR-Line。低燃費の1.4L TSIエンジンを搭載し、エクステリアはシロッコR譲りのアグレッシブなエアロフォルムだ。残念なのは、TSIでオプション装着できるようになったアダプティブシャシーコントロール“DCC”が装着できないこと。ハンドリングにこだわりたいのなら、TSIを買うしかない。シロッコR-Lineの価格は、379万円。シロッコTSIに比べて29万円高。ディーラーオプションのエアロパーツを装着すると30万円弱なので、29万円高で専用ファブリックシートや18インチホイールが装着できるのなら、それなりのお得感はある。

 シロッコというクルマは、趣味性の強いクルマだ。こだわりのあるユーザーが買うことになるのだが、515万円というシロッコRでは、なかなか手が出しにくい価格帯。しかし、シロッコR-LineならシロッコRのルックスが手に入る上に379万円と136万円もリーズナブル。見た目がそう変わらないのであれば、シロッコR-Lineで十分ということになる。シンプルに乗るならTSI。リーズナブルにハンドリングを楽しみたいのなら、TSIにオプションのアダプティブシャシーコントロール“DCC”を選択するのがオススメだ。そして、シロッコRのようなルックスと雰囲気を味わいたいのならR-Lineという選び方になるだろう。

 
■シロッコR-Line専用装備

・ R-Line専用フロント&リヤバンパー
・ R-Line専用リヤスポイラー
・ R-Line専用サイドスカート
・ R-Line専用ファブリックシート
・ R-Line専用レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール(オーディオ
コントロール付)
・ R-Lineエンブレム入り専用ドアシルプレート
・ 8Jx18アルミホイール(5スポーク専用デザイン)
・ 235/40 R18モビリティタイヤ

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(レポート:大岡 智彦

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