アルファ145ボクサーエンジン(1.7 16V)中古車試乗評価 アルファに水平対向エンジン? スーパーマニアック車の実力は?

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【アルファロメオ】2014/05/14

 

 

ポルシェとスバルだけじゃなかった!?伊太利亜国の水平対向エンジン見参!

アルファ145

初めて見ました!アルファロメオのボクサー16バルブ、4気筒DOHC1.7Lエンジン

 今回は初のスーパーマニアック編、ボクサーエンジン搭載のアルファ 145についてお送りします。

「え〜、アルファ145に水平対向エンジンを積んだモデルがあったっけ?」と思ったアナタ、実は私も実車を見るまでそう思っていました。

日本に正規輸入されたアルファ145は2リッター直列4気筒のツインスパークエンジン搭載車のみでした。それにボクサーエンジンを量産しているのは、ポルシェとスバルだけ、と思い込んでいた私はその存在を知らなかったのです。そこで、今回あわてて調べてみました。

手元にある本によれば、アルファロメオの水平対向エンジンは1972年、アルファスッドという車に搭載されてデビューしています。「スッド」はイタリア語で「南」の意味で、イタリア南部の産業振興という目的でナポリ郊外に新設された工場から生み出された新たなモデルが、このアルファスッドということです。

この新型車の開発責任者が、元ポルシェ設計事務所勤務でポルシェ やフォルクスワーゲン 車の設計に携わったこともあるオーストリア人で、その経験からエンジンも水平対向4気筒を新開発して採用。以降、「スッド」後継車の「33」、さらにその後継車にあたる「145」と兄弟車の「146」、と3代に渡って搭載され販売されていたのでした。

アルファ145

フラット4エンジンを縦置きする関係でフロントオーバーハングは大きめ

アルファ145

アルファ伝統の意匠のアルミホイール。試乗車のタイヤサイズは195/55R15

アルファ145

日本市場には導入されなかったため、試乗車は並行輸入された左ハンドル5MT車

 

【関連記事】

(レポート:堂島 昭

【オススメ記事】

【関連記事】

【オススメ記事】